あい【埃】
[音]アイ(呉)(漢) [訓]ほこり ちり。ごみ。ほこり。「塵埃(じんあい)」 [難読]埃及(エジプト)
あい・する【愛する】
[動サ変][文]あい・す[サ変] 1 かわいがり、いつくしむ。愛情を注ぐ。「我が子を—・する」 2 (性愛の対象として)特定の相手を慕う。恋する。「—・する人と結ばれる」 3 とりわけ好み、それ...
あいのうしょう【壒嚢鈔】
室町中期の百科事典。僧行誉(ぎょうよ)の編。7巻。文安3年(1446)成立。事物の起源、和漢の故事、国字・漢字の語源や語義などを解説。→塵添壒嚢鈔(じんてんあいのうしょう)
アイ‐ピー【IP】
《International Protection》日本産業規格(JIS)および国際電気標準会議(IEC)で定められた、電気機器などの防塵(ぼうじん)性能についての指標。特に保護がなされていない...
アイピー‐コード【IPコード】
《International Protection code》日本産業規格(JIS)および国際電気標準会議(IEC)で定められた電気機器などの防塵・防水性能についての指標。→アイ‐ピー(IP) ...
渦
I〔川や海などの渦巻き〕a whirlpool, an eddy(▼eddyはwhirlpoolよりも小さい感じで,煙・風・砂塵などにも用いる);〔大渦巻き〕a maelstrom渦に巻き込まれ...
宇宙
〔すべての天体を含む全空間〕the universe;〔秩序ある体系としての〕the cosmos;〔地球の大気圏外〕space宇宙の universal; cosmic大宇宙a macroco...
灰塵
ashes彼の膨大な絵画コレクションは灰塵に帰してしまったHis immense collection of pictures was reduced to ashes.
霞
1〔薄い霧〕a haze; a mist(▼hazeは煙や塵を思わせるが水分を感じさせない.mistは水分を含む)山にかすみがかかっていたA haze hung [lay] over the h...
後塵
〔土ぼこり〕dust stirred up by those in front後塵を拝する〔先を越される〕be outdone by ((a person))/〔地位・権力のある人のあとについて...
ちりがみ【塵紙】
[共通する意味] ★鼻をかむときや便所などで使う薄く柔らかい紙。[使い方]〔塵紙〕▽古新聞を塵紙と交換する〔鼻紙〕▽ポケットから鼻紙を取り出す〔ティッシュペーパー〕▽テーブルにこぼれた水をティッ...
ぞくよう【俗用】
[共通する意味] ★世の中のいろいろなこと。[英] worldly affairs[使い方]〔俗事〕▽俗事に追われる▽俗事を避ける▽俗事にかまける〔世塵〕▽世塵を逃れる▽世塵にまみれる〔世故〕▽...
ぞくじん【俗塵】
[共通する意味] ★世の中のいろいろなこと。[英] worldly affairs[使い方]〔俗事〕▽俗事に追われる▽俗事を避ける▽俗事にかまける〔世塵〕▽世塵を逃れる▽世塵にまみれる〔世故〕▽...
こっぱみじん【木っ端微塵】
[共通する意味] ★原形をとどめないほどに細かく砕けること。[英] in fragments[使い方]〔木っ端微塵〕▽爆風で窓ガラスが木っ端微塵になる▽夢は木っ端微塵に打ち砕かれた〔粉微塵〕(名...
せこ【世故】
[共通する意味] ★世の中のいろいろなこと。[英] worldly affairs[使い方]〔俗事〕▽俗事に追われる▽俗事を避ける▽俗事にかまける〔世塵〕▽世塵を逃れる▽世塵にまみれる〔世故〕▽...
こうじんばんじょう【黄塵万丈】
強い風に吹かれて、土煙がもうもうと空高く舞い上がっているさま。戦場で砂煙が舞い上がっているさまに用いられることもある。▽「黄塵」は黄色い土煙、砂煙。また、世間の俗事の意にも用いる。「万丈」はきわめて高いことをいう。「丈」は長さの単位。
すいえいろうじん【吹影鏤塵】
やってもかいのない、無駄な努力をすること。影を吹いたり、細かなちりに刻みを入れようとする意から。▽「鏤」は刻む、彫りつけること。「る」とも読む。一般に「影かげを吹ふき塵ちりに鏤ちりばむ」と訓読を用いる。「鏤塵吹影ろうじんすいえい」「鏤塵吹影るじんすいえい」ともいう。
なんこうじんちゅう【輭紅塵中】
華やかで、にぎやかな都会の様子。▽「輭」は「軟」と同じ。「輭」はやわらかい花びら。転じて、都会の華やかな雑踏の形容。「紅」は華やかな印象を与える色。「塵中」は車馬の行き交う際に舞い上がる塵ちりやほこりの中の意。
なんこうじんちゅう【軟紅塵中】
都会のにぎやかな繁華街の中。紅塵。
わこうどうじん【和光同塵】
自分の才能や徳を隠して、世俗の中に交じってつつしみ深く、目立たないように暮らすこと。▽「和光」は才知の光を和らげ、隠すこと。「塵」はちりのこと。転じて、俗世間。「同塵」は俗世間に交じわる、合わせること。また、仏教では、仏や菩薩ぼさつが仏教の教化を受け入れることのできない人を救うために、本来の姿を隠し変えて、人間界に現れることをいう。
いなわしろ‐けんさい【猪苗代兼載】
[1452〜1510]室町中期の連歌師。会津の人。名は宗春。号、相園坊・耕閑軒。心敬に師事。宗祇らと「新撰菟玖波集」を編集。句集「園塵(そののちり)」など。
かつ‐かいしゅう【勝海舟】
[1823〜1899]幕末・明治時代の政治家。江戸の人。名は義邦、のち安芳(やすよし)。通称、麟太郎。安房守(あわのかみ)。蘭学・兵学を学び、万延元年(1860)幕府使節とともに、咸臨丸(かんり...
かわじ‐りゅうこう【川路柳虹】
[1888〜1959]詩人・美術評論家。東京の生まれ。聖謨(としあきら)の孫。名は誠。日本最初の口語自由詩「塵溜(はきだめ)」を発表。詩集「路傍の花」「かなたの空」、詩論「詩学」など。
かん‐かんけい【関漢卿】
中国、元の劇作家。13世紀後半に活躍。大都(北京)の人。号、已斎叟(いさいそう)。元曲四大家のうちの第一人者。女性の性格描写にすぐれ、緊密な構成を特徴とする。17種ほどの作品が現存。作「竇娥寃(...
わだ‐よしえ【和田芳恵】
[1906〜1977]小説家・文芸評論家。北海道の生まれ。出版社勤務を経て樋口一葉の研究に入り、「一葉の日記」などを刊行。小説では、短編の名手として知られた。「塵の中」で直木賞受賞。他に「接木(...