後腹(あとばら)が病(や)・める
事がすんだあとに、出費がかさんだり、障害が生じたりして苦しむ。「それは利害に打算して、跡腹の病めないものは無い」〈鴎外・妄想〉
あん‐き【暗鬼】
《暗がりの中に見える鬼の意から》妄想からひき起こされる恐れや疑い。「疑心—」
いちねん‐ごひゃくしょう【一念五百生】
仏語。ただ一度妄想を心に抱いただけで、五百回も生死を重ねる輪廻(りんね)の報いを受けること。
エロトマニア【erotomania】
1 色情狂。異常性欲。 2 医学で、色情症、または恋愛妄想などの妄想症のこと。
オブセッション【obsession】
1 魔物や恐怖観念などに取り憑(つ)かれていること。 2 妄想。固定観念。強迫観念。
誇大
誇大な exaggerated誇大な広告an exaggerated advertisement/an advertisement making extravagant claims誇大に物を言...
こだいもうそう【誇大妄想(狂)】
megalomania誇大妄想狂患者a megalomaniac
錯覚
1〔知覚の間違い〕an illusion;〔幻覚,妄想〕a hallucination錯覚を起こすhave [be under] an illusion/be subject to halluc...
取り付く
I〔取りすがる〕cling to; hold fast to子供たちはサンタクロースに取り付いたThe children clung to Santa Claus.II1〔取り掛かる〕begin...
被害
1〔損害〕damage ((to))被害を与える〔作物・建物などに〕damage a thing/do damage ((to))火事に遭っても倉庫の品は被害を免れたThe goods in t...
くうそう【空想】
[共通する意味] ★実際には目の前に存在していない事物、現象などを頭の中に思い描くこと。また、その内容。[使い方]〔空想〕スル▽鳥になった自分を空想する▽空想を描く▽空想科学小説〔想像〕スル▽自...
もうそう【妄想】
[共通する意味] ★実際には目の前に存在していない事物、現象などを頭の中に思い描くこと。また、その内容。[使い方]〔空想〕スル▽鳥になった自分を空想する▽空想を描く▽空想科学小説〔想像〕スル▽自...
むそう【夢想】
[共通する意味] ★実際には目の前に存在していない事物、現象などを頭の中に思い描くこと。また、その内容。[使い方]〔空想〕スル▽鳥になった自分を空想する▽空想を描く▽空想科学小説〔想像〕スル▽自...
そうぞう【想像】
[共通する意味] ★実際には目の前に存在していない事物、現象などを頭の中に思い描くこと。また、その内容。[使い方]〔空想〕スル▽鳥になった自分を空想する▽空想を描く▽空想科学小説〔想像〕スル▽自...
げんかく【幻覚】
[共通する意味] ★実際には目の前に存在していない事物、現象などを頭の中に思い描くこと。また、その内容。[使い方]〔空想〕スル▽鳥になった自分を空想する▽空想を描く▽空想科学小説〔想像〕スル▽自...
ぎしんあんき【疑心暗鬼】
疑いの心があると、なんでもないことでも怖いと思ったり、疑わしく感じることのたとえ。疑いの深さからあらぬ妄想にとらわれるたとえ。疑いの心をもっていると、いもしない暗闇くらやみの亡霊が目に浮かんでくる意から。▽「疑心」は疑う心。「暗鬼」は暗闇の中の亡霊の意。「疑心暗鬼を生ず」の略。「暗」は「闇」とも書く。
こだいもうそう【誇大妄想】
自分の地位・財産・能力などの現状を実際より過大に評価して、自分が他人よりもはるかにすぐれていると思い込むこと。▽「妄想」は根拠のない誤った判断によって作られた主観的な信念。
ねんぶつざんまい【念仏三昧】
心を静かにして、一心に仏を思い浮かべること。また、それによって得られる心の安らぎ。さらに、ひたすら念仏(南無阿弥陀仏なむあみだぶつ)を唱え、それにより雑念妄想を取り払うこと。▽仏教語。「念仏」は、仏を思い浮かべること。また、南無阿弥陀仏を唱えて、阿弥陀仏を思うこと。「三昧」は、何かに集中することによって、心が安定し動かされないこと。
ひがいもうそう【被害妄想】
自分が他人から、ありもしない危害を受けていると思い込むこと。精神疾患にしばしば見られる。▽「妄想」は根拠もないのに、あることを真実と確信し、いくらその誤りを立証しても承知しないこと。もと、仏教語でよこしまな思いをいう。