あひる【家鴨/鶩】
マガモを飼いならしてつくられた家禽(かきん)。紀元前に中国とヨーロッパで別々に家禽化されたという。肉用・卵用・卵肉兼用など、20種ほどの品種がある。
家鴨(あひる)の火事見舞(かじみま)い
背の低い人が尻を振りながらあわてて歩く姿をたとえていう。
家鴨(あひる)の脚絆(きゃはん)
アヒルの足が短いところから、物の短いことのたとえ。
いえ【家】
1 人の住むための建物。すまい。家屋。「—を建てる」 2 自分の住んでいる建物。うち。自宅。「あすは—にいます」「友人を—に招く」 3 夫婦・親子・兄弟など血縁の近いものが生活を共にする小集団。...
いえ【家】
島崎藤村の小説。明治43〜44年(1910〜1911)発表。作者自身をモデルに、主人公三吉の生家小泉家と姉の婚家橋本家の、二つの旧家の退廃と没落の歴史を描く。日本自然主義文学の代表作。
あひる【▲家×鴨】
a duck;〔雄〕a drakeあひるの子a ducklingあひるが鳴いているDucks are quacking.あひるのように歩くwaddle
いえ【家】
1〔人が住む建物〕a house和風の家a Japanese-style house木造の家a wooden house2LDKの家a house with two bedrooms, a co...
いえ【家】
house;one’s home《我が家》;family《家族》
いえあり【家×蟻】
台所は家蟻だらけだOur kitchen is infested [swarming] with house ants.
いえか【家蚊】
a house mosquito ((複 ~es, ~s))
いえ【家】
[共通する意味] ★夫婦、親子など、一緒に生活する集団。また、その集団が生活する場所。[英] a home; a family[使い方]〔家庭〕▽あたたかい家庭に育つ▽家庭の事情で学校をやめる▽...
いえ【家】
[共通する意味] ★人が住むために造った建物。[英] a house[使い分け]【1】「家(いえ)」「家(うち)」は、ともに生活の場としての建物をいい、「家屋」は、構造も含め、建築物としてとらえ...
いえがら【家柄】
[共通する意味] ★代々の家系、歴史、社会的勢力などから判断される、その家に備わった立派さ。[英] the status of a family[使い方]〔家柄〕▽あの家は宮家と姻戚関係にある家...
いえすじ【家筋】
[共通する意味] ★代々の血のつながり。[英] lineage; pedigree[使い方]〔家系〕▽山田家は、学者の家系だ▽進取の気性に富んだ家系〔家筋〕▽彼は由緒ある家筋の出だ▽武芸の家筋〔...
いえで【家出】
[共通する意味] ★それまでにいた所から逃げ出して行方をくらますこと。[英] to run away[使い方]〔出奔〕スル▽巨額の負債を残したまま出奔する〔家出〕スル▽親に叱(しか)られて家出す...
かきゅうじんそく【家給人足】
生活が豊かで満ち足りているたとえ。どの家にも衣食が十分に行き渡り、だれもが豊かに満ち足りている意から。▽「給」は行き渡る、豊かになる意。「足」は十分にある、満ち備わるの意。「家いえごとに給きゅうし人ひとごとに足たる」と訓読する。
かけいやぼく【家鶏野鶩】
古いものを嫌い遠ざけて、珍しく新しいものを好むたとえ。また、身近なものや良いものを嫌い、遠くにあるものや悪いものを好むたとえ。また、良い筆跡と悪い筆跡のたとえ。家に飼っているにわとりを嫌って、野生のあひるを好む意。▽「野鶩」は野生のあひる。「家鶏」は身近なもの、良いもの、古いもののたとえ。「野鶩」は遠くのよそにあるもの、悪いもの、新しいもののたとえ。「家鶏を厭いとい(賤いやしみ)、野鶩を愛す」の略。また「野鶩」は「野雉やち」(野生のきじ)ともいう。
かしょばんきん【家書万金】
家族からの手紙は、何よりもうれしいということ。
かじょうさはん【家常茶飯】
⇒ にちじょうさはん(日常茶飯)
かとしへき【家徒四壁】
きわめて貧しいことのたとえ。もとは家の中に家財がなく、ただ四方の壁だけが立っている意。▽「徒」は「ただ」「…だけ」の意。「家いえ、徒ただ四壁しへきのみ」と訓読する。