あさ・う【浅ふ】
[動ハ下二] 1 身分、地位が低い状態にある。「まだ位なども—・へたる程を」〈源・竹河〉 2 考えが不十分な状態にある。あさはかである。「さやうに—・へたる事は、かへりて軽々しきもどかしさなども...
アラベスク【(フランス)arabesque】
1 アラビア風の装飾模様。文字・蔓草(つるくさ)・幾何学図形などを図案化したもの。唐草模様。 2 装飾的、幻想的な内容の楽曲。 3 クラシックバレエの基本体勢の一。右手を斜め上に、左手を斜め下に...
アルコール‐ちゅうどく【アルコール中毒】
多量の飲酒から生じるエチルアルコールの中毒。急性はアルコール飲料を一時に多量に飲んだときに起こり、人事不省、糞尿(ふんにょう)の失禁、いびき、瞳孔(どうこう)散大などを呈し、死亡することもある。...
あん‐こう【暗窖】
暗い洞窟(どうくつ)。「何者か—の中へ降りていったのであろう」〈漱石・幻影の盾〉
い‐かえ・す【射返す】
[動サ五(四)] 1 敵が射かけてきたのに応じて、こちらからも射る。応射する。「敵陣に向かって—・す」 2 光を照り返す。反射する。「二つの甲(かぶと)が、月下に躍る細鱗の如く秋の日を—・す」〈...
現
1〔現実〕reality夢かうつつか幻かIs it a dream, reality, or a vision?2〔正気〕consciousness3⇒ゆめうつつ(夢現)彼は賭け事にうつつを抜か...
影像
1〔人の肖像など〕a representation ((of a person)) in a picture当寺には開山の影像が伝えられているA portrait of the founder ...
歌舞伎
Kabuki; a type of traditional Japanese drama which follows highly-stylized forms and takes up sto...
幻影
a vision; an illusion成功の幻影を追うbe lured on by a vision [dream] of success
幻覚
a hallucination幻覚の hallucinatory幻覚を起こすhave hallucinations幻覚によって見える像a hallucinatory image幻覚を見ているよう...
まじゅつ【魔術】
[共通する意味] ★人の目をくらまして、実際には起こりえないような不思議なことをやって見せる術。[英] magic[使い方]〔魔法〕▽魔法をかける▽魔法の国▽魔法使い〔魔術〕▽魔術にかかる▽大魔...
じゅじゅつ【呪術】
[共通する意味] ★人の目をくらまして、実際には起こりえないような不思議なことをやって見せる術。[英] magic[使い方]〔魔法〕▽魔法をかける▽魔法の国▽魔法使い〔魔術〕▽魔術にかかる▽大魔...
まじない
[共通する意味] ★人の目をくらまして、実際には起こりえないような不思議なことをやって見せる術。[英] magic[使い方]〔魔法〕▽魔法をかける▽魔法の国▽魔法使い〔魔術〕▽魔術にかかる▽大魔...
まほう【魔法】
[共通する意味] ★人の目をくらまして、実際には起こりえないような不思議なことをやって見せる術。[英] magic[使い方]〔魔法〕▽魔法をかける▽魔法の国▽魔法使い〔魔術〕▽魔術にかかる▽大魔...
ようじゅつ【妖術】
[共通する意味] ★人の目をくらまして、実際には起こりえないような不思議なことをやって見せる術。[英] magic[使い方]〔魔法〕▽魔法をかける▽魔法の国▽魔法使い〔魔術〕▽魔術にかかる▽大魔...
うんじょうりょうへん【雲蒸竜変】
英雄や豪傑などのすぐれた人物が、時運に乗じて出現し活躍すること。雲がわき起こり竜りゅうが勢いを増して、変幻自在に活動する意から。▽天に昇る竜は雲を呼び起こし、その勢いをさらに増すという。「雲蒸」は雲がわき起こること。「竜」は「りゅう」とも読む。
きょうかすいげつ【鏡花水月】
はかない幻のたとえ。目には見えるが、手に取ることのできないもののたとえ。また、感じ取れても説明できない奥深い趣のたとえ。詩歌・小説などの奥深い味わいのたとえ。本来は、鏡に映った美しい花と水に映った美しい月の意。それらは目には見えても見るだけで、実際に手に取ることができないことからいう。▽「水月鏡花すいげつきょうか」ともいう。「鏡花水月法」はその物事をあからさまに説明しないで、しかもその物事の姿をありありと読者に思い浮かばせる表現方法。
しんしゅつきぼつ【神出鬼没】
自由自在に素早く現れたり、隠れたりすること。きわめて巧妙に出没し、所在が分からないこと。出没の変幻自在なさま。
へんげんじざい【変幻自在】
現れたり消えたり変化したりが、自由自在であるさま。思いのままに変化するさま。また、変わり身が早いさまにも用いる。▽「変幻」は幻のように素早く現れたり消えたりすること。
むげんほうよう【夢幻泡影】
人生や世の中の物事は実体がなく、非常にはかないことのたとえ。▽仏教語。「夢ゆめ」「幻まぼろし」「泡あわ」「影かげ」はいずれも壊れやすく、はかないもののたとえ。「影」は「えい」とも読む。
あらまた‐ひろし【荒俣宏】
[1947〜 ]翻訳家・評論家・小説家。東京の生まれ。「別世界通信」「世界幻想作家事典」「本朝幻想文学縁起」などを著し、幻想文学、博物学の研究に尽力する。伝奇小説「帝都物語」はベストセラーとなり...
せきね‐しょうじ【関根正二】
[1899〜1919]洋画家。福島の生まれ。幻想に満ちた表現主義的な画風で注目されたが、結核で夭折(ようせつ)。
たねむら‐すえひろ【種村季弘】
[1933〜2004]独文学者・文芸評論家。東京の生まれ。怪奇幻想文学などを対象に独自の文芸・美術評論を展開。「ビンゲンのヒルデガルトの世界」で芸術選奨、著作集「種村季弘のネオ・ラビリントス」で...
ネルバル【Gérard de Nerval】
[1808〜1855]フランスの詩人・小説家。ロマン主義の運動に参加。のち狂気の発作に苦しみつつ、夢と幻想の世界を作品化したが自殺。詩集「幻想詩集」、短編集「火の娘たち」、翻訳「ファウスト」など。
ホフマン【Albert Hofmann】
[1906〜2008]スイスの化学者。幻覚剤LSDの開発で知られる。マジックマッシュルームの幻覚性成分の特定にも成功した。