あい【相】
《「合い」と同語源》 [名] 1 二人で互いに槌(つち)を打ち合わすこと。あいづち。〈和名抄〉 2 共謀の仲間。ぐる。「むむ、さては—ぢゃの」〈浄・女楠〉 3 相手をすること。また、相手。「—...
あい‐あい【相合(い)/相相】
《「あいやい」とも》 1 互いに優劣のないこと。「少しのものも—にほどこして」〈倉田・出家とその弟子〉 2 物事を一緒にすること。二人以上で、一つの物を所有し使用すること。「仏壇の御あかしと—で...
あい‐でし【相弟子】
同じ師について学んだり、修業したりする人どうし。兄弟弟子。
あい‐ともな・う【相伴う】
[動ワ五(ハ四)] 1 あわせ持つ。「名実—・う」 2 一緒に行動する。連れていく。「弟子を—・って旅に出る」
青(あお)は藍(あい)より出(い)でて藍(あい)より青(あお)し
《「荀子」勧学から》青色の染料は草の藍からとるが、それはもとの藍草よりももっと青い。弟子が師よりもすぐれていることのたとえ。出藍(しゅつらん)の誉れ。
相弟子
fellow pupils私たちはお花の師匠太田先生の相弟子ですBoth of us study flower arrangement under Mrs. Ohta.
跡継ぎ
1〔家名を継ぐ者〕an inheritor, an heir;〔女〕an heiress2〔芸道,学問などの後継者〕a successor; an heir一番弟子の彼がその派の跡継ぎになったA...
一
1one ⇒いち-(一-)1,2か月a month or twoダイヤの1〔トランプの〕the ace of diamonds1の目〔さいころの〕an ace/a one2〔第1,最初〕一の鳥居...
一番
1〔番号の最初〕Number One ((略 No.1));〔第1の順位〕the first;〔1番の位置〕first place;〔首席〕the head [top] ((of))番号札1番の...
いちばんでし【一番弟子】
〔最も早い弟子〕one's oldest pupil [disciple];〔最も優れた弟子〕one's best pupil [disciple]
おしえご【教え子】
[共通する意味] ★師に仕えながら、学問や技芸などの教えを受ける人。[英] a pupil; a disciple[使い方]〔弟子〕▽多くの弟子を育てた学者▽六代目菊五郎に弟子入りした▽弟子を取...
もんてい【門弟】
[共通する意味] ★師に仕えながら、学問や技芸などの教えを受ける人。[英] a pupil; a disciple[使い方]〔弟子〕▽多くの弟子を育てた学者▽六代目菊五郎に弟子入りした▽弟子を取...
でし【弟子】
[共通する意味] ★師に仕えながら、学問や技芸などの教えを受ける人。[英] a pupil; a disciple[使い方]〔弟子〕▽多くの弟子を育てた学者▽六代目菊五郎に弟子入りした▽弟子を取...
でんじゅ【伝授】
[共通する意味] ★師が弟子に、学問、技芸、武芸の秘伝などを教えること。[英] instruction[使い方]〔伝授〕スル▽必勝法を伝授される▽師より伝授を受ける〔授ける〕(カ下一)▽極意を授...
しじ【師事】
[共通する意味] ★弟子となって、師の教えを受けること。[英] to become a disciple of (a person)[使い方]〔師事〕スル▽剣術は千葉周作に師事した〔入門〕スル▽...
いしんでんしん【以心伝心】
文字や言葉を使わなくても、お互いの心と心で通じ合うこと。▽もとは禅宗の語で、言葉や文字で表されない仏法の神髄を、師から弟子の心に伝えることを意味した。「心こころを以もって心こころに伝つたう」と訓読する。
いちごいちえ【一期一会】
一生に一度だけの機会。生涯に一度限りであること。生涯に一回しかないと考えて、そのことに専念する意。もと茶道の心得を表した語で、どの茶会でも一生に一度のものと心得て、主客ともに誠意を尽くすべきことをいう。▽千利休の弟子宗二の『山上宗二記やまのうえそうじき』に「一期に一度の会」とあるのによる。「一期」は仏教語で、人が生まれてから死ぬまでの間の意。
いっしそうでん【一子相伝】
学問や技芸などの秘伝や奥義を、自分の子供の一人だけに伝えて、他には秘密にして漏らさないこと。▽「相伝」は代々伝えること。
いはつそうでん【衣鉢相伝】
教法や奥義を伝え継承すること。弟子が師の教えを受け継ぎ伝えること。今では広く先人の事業や業績を継ぐことにもいう。▽もと仏教語。「衣鉢」は三衣さんねと一鉢で、「衣」は袈裟けさ、「鉢」は托鉢たくはつのとき施し物を受ける鉢のこと。師から教えを受けるとき、この法具を用いることから、転じて奥義、師から伝えられた教えの意。「相伝」は受け伝えること。「衣鉢」は「いはち」「えはつ」とも読む。
けちみゃくそうしょう【血脈相承】
仏の教えを師から弟子へ、また、その弟子へと連綿と受け継いでいくこと。
あかし‐かくいち【明石覚一】
[1300ころ〜1371]南北朝時代の平曲家。一方(いちかた)流の祖、如一(にょいち)の弟子。平家物語の詞章・曲節を改訂し、平曲の基礎を築いた。
あなりつ【阿那律】
《(梵)Anuruddhaの音写》釈迦(しゃか)の十大弟子の一人。失明と引き換えに天眼(てんげん)を得たことから、天眼第一と称された。
あなんだ【阿難陀】
《(梵)Ānandaの音写》釈迦の十大弟子の一人。師の説法を最も多く聞き、多聞第一とよばれた。記憶力にすぐれ、経典の第一結集(けつじゅう)の際に多くの経説を復唱したという。阿難。
アベラール【Pierre Abélard】
[1079〜1142]フランスのスコラ哲学者・神学者。教会の権威や伝統を大胆に批判。女弟子エロイーズとの恋愛は有名。
アリストテレス【Aristotelēs】
[前384〜前322]古代ギリシャの哲学者。プラトンの弟子。プラトンがイデアを超越的実在と説いたのに対し、それを現実在に形相として内在するものとした。アテネに学校リュケイオンを開いてペリパトス学...