暑(あつ)さ忘(わす)れて陰(かげ)忘(わす)る
暑さが去るとともに木陰のありがたみを忘れる。苦しいときに人から受けた恩も楽になるとすぐ忘れてしまうことのたとえ。
い【遺】
[音]イ(ヰ)(漢) ユイ(呉) [訓]のこす わすれる [学習漢字]6年 〈イ〉 1 後に残る。「遺憾・遺棄・遺恨・遺跡/後遺症」 2 死後に残す。「遺愛・遺訓・遺骨・遺産・遺書・遺族・遺体...
いい‐おと・す【言(い)落(と)す】
[動サ五(四)] 1 言うべきことを言い忘れる。言いもらす。「大事な用件を—・す」 2 けなして言う。悪く言う。「心せばげにこそ見ゆめれ、など—・す」〈源・竹河〉
いい‐もら・す【言(い)漏らす】
[動サ五(四)] 1 言い落とす。言い忘れる。「うっかり用件を—・す」 2 秘密を他人に告げ知らせる。「ふと—・した一言から事件が発覚した」
一竿(いっかん)の風月(ふうげつ)
《陸游「感旧詩」から》1本の釣りざおを友に自然の風物を楽しみ、俗事を忘れること。
言い損なう
1〔言い違える〕make a mistake (in speaking);〔失言する〕make a slip of the tongue彼はよく人の名を言い損なうHe often makes m...
一期
⇒いっしょう(一生),しょうがい(生涯)一期の別れa final farewell彼女は30歳を一期として世を去ったShe died at the age of thirty.あれは一期の不覚だ...
いちごまつだい【一期末代】
一期末代忘れることはないIt will never be forgotten./I shall never forget it.
逸する
1〔逃す〕lose; miss好機を逸したI let the chance 「slip by [get away]./I missed [lost] a good chance./《口》 I m...
何時までも
そういつまでも待ってはいられないWe can't wait for him forever [《英》 for ever].いつまででもその傘をお持ちくださって結構ですYou may keep t...
ものわすれ【物忘れ】
[共通する意味] ★物事の記憶をなくしてしまう。[英] to forget[使い方]〔忘れる〕(ラ下一)▽言おうとしたことを忘れた▽いやなことは忘れよう▽ご恩は一生忘れません〔失念〕スル▽失敬、...
わすれる【忘れる】
[共通する意味] ★物事の記憶をなくしてしまう。[英] to forget[使い方]〔忘れる〕(ラ下一)▽言おうとしたことを忘れた▽いやなことは忘れよう▽ご恩は一生忘れません〔失念〕スル▽失敬、...
しつねん【失念】
[共通する意味] ★物事の記憶をなくしてしまう。[英] to forget[使い方]〔忘れる〕(ラ下一)▽言おうとしたことを忘れた▽いやなことは忘れよう▽ご恩は一生忘れません〔失念〕スル▽失敬、...
ききわすれる【聞き忘れる】
[共通する意味] ★聞くつもりでいたのにその機会を逸する。[英] to fail to hear[使い方]〔聞き逃す〕(サ五)▽好きなラジオ番組は、聞き逃さない▽話のポイントを聞き逃す〔聞き損な...
ききそこなう【聞き損なう】
[共通する意味] ★聞くつもりでいたのにその機会を逸する。[英] to fail to hear[使い方]〔聞き逃す〕(サ五)▽好きなラジオ番組は、聞き逃さない▽話のポイントを聞き逃す〔聞き損な...
うちょうてんがい【有頂天外】
このうえなく大喜びすること。また、たいそう喜んで夢中になり、我を忘れる様子。▽「有頂天」は、仏教で形ある世界の絶頂に位置する天。その有頂天よりさらに高く外に出る意。「有頂天」をさらに強めた語。
こちゅうのてん【壺中之天】
別世界、別天地のこと。また、酒を飲んで俗世間を忘れることのたとえ。
しゃくこんかんし【釈根灌枝】
末節に心を奪われたりこだわったりして、物事の根本を忘れるたとえ。木の根に水をやらないで、枝に注ぎかける意から。▽「釈」は捨てる意。「灌」は水を注ぎかける意。一般に「根ねを釈すてて枝えだに灌そそぐ」と訓読を用いる。
ぞうじてんぱい【造次顚沛】
一瞬でも怠りなく努めること。また、わずかな時間のこと。とっさの場合。突然の一瞬。君子は、つまずいて転ぶようなわずかな時間でも、仁の道を忘れることはないという意から。
とくぎょぼうせん【得魚忘筌】
魚を捕ってしまうと、その道具の筌やなのことなど忘れてしまうということ。転じて、目的を達すると、それまでに役立ったものを忘れてしまうことのたとえ。▽「筌」は水中に沈めて魚を捕る竹かごのこと。一般に「魚うおを得えて筌せんを忘わする」と訓読を用いる。