アイ‐エス‐エス【ISS】
《Ionosphere Sounding Satellite》電離層観測衛星。昭和51年(1976)に打ち上げられた日本最初の実用衛星。昭和53年(1978)には2号(ISS-b)が打ち上げられ...
あいこく‐こうとう【愛国公党】
1 明治7年(1874)板垣退助らを中心に結成された日本最初の政党。天賦人権論・自由思想を唱え、自由民権運動の口火を切ったが、佐賀の乱後消滅。 2 明治23年(1890)大同団結運動の分裂後、板...
アイ‐シー‐シー‐アイ‐ディー【ICCID】
《IC Card ID》ICカードに付与される固有の識別番号。ICカード機能付きのクレジットカードやキャッシュカードのほか、スマートホンなどのSIMカードで用いられる。最長19桁の数字からなり、...
アイ‐ジェン【iGen】
《i generation》スマートホンの登場以降に思春期を過ごした最初の世代。1990年代中盤以降に生まれた世代をさし、Z世代と重なる。名称は、iPhone(アイフォーン)やインターネットの頭...
アイ‐ダブリュー‐エー【IWA】
《International Wheat Agreement》国際小麦協定。小麦の価格安定化を図るための国際商品協定。最初の国際小麦協定は需給調節を目的として1933年に成立。1995年成立のI...
味
I1〔味覚〕taste;〔食物の味〕(a) taste;〔風味〕(a) flavor,《英》 (a) flavour味をつける〔調味する〕season ((fish with salt))/〔香...
あじをしめる【味を占める】
develop a taste ((for))一度賭事かけごとで味を占めるとなかなかやめられないOnce one tastes success at gambling, it's hard to...
言う
1〔言葉に出す〕say ((to; that)),speak, talk ((about)) (▼sayはある人の言った言葉を,またはその内容を伝える.speakは口をきく.talkはspeak...
意気
1〔気立て〕disposition;〔個性〕personality平井君と意気投合したI found a kindred [《文》 congenial] spirit in Hirai./Hir...
一
1one ⇒いち-(一-)1,2か月a month or twoダイヤの1〔トランプの〕the ace of diamonds1の目〔さいころの〕an ace/a one2〔第1,最初〕一の鳥居...
だいいち【第一】
[共通する意味] ★物事の出だしや起こりの部分。[英] the first[使い方]〔最初〕▽今年最初の日曜日▽最初雨だったのが、後で雪に変わった▽あなたが今日の最初の患者だ〔第一〕▽毎月の第一...
さいしょ【最初】
[共通する意味] ★物事の出だしや起こりの部分。[英] the first[使い方]〔最初〕▽今年最初の日曜日▽最初雨だったのが、後で雪に変わった▽あなたが今日の最初の患者だ〔第一〕▽毎月の第一...
はじめ【初め】
[共通する意味] ★物事の出だしや起こりの部分。[英] the first[使い方]〔最初〕▽今年最初の日曜日▽最初雨だったのが、後で雪に変わった▽あなたが今日の最初の患者だ〔第一〕▽毎月の第一...
いちばん【一番】
[共通する意味] ★順序の最初。[英] the first[使い方]〔一番〕▽彼はクラスで一番だ▽寒い日は酒が一番だ▽一番乗り(=ある場所に最初に到着すること)〔先頭〕▽旗手を先頭に選手団が入場...
せんとう【先頭】
[共通する意味] ★順序の最初。[英] the first[使い方]〔一番〕▽彼はクラスで一番だ▽寒い日は酒が一番だ▽一番乗り(=ある場所に最初に到着すること)〔先頭〕▽旗手を先頭に選手団が入場...
いちごいちじゅう【一伍一什】
事の始めから終わりまで。最初から最後まで全部もれなく、すべて。▽一から十までということで、すべての意。「一五一十」とも書く。
いちしんきげん【一新紀元】
新しい時代の始まり。古いことが終わりを告げ、新たな時代が始まる最初の年。▽「新紀元」は新時代の最初の年のこと。
いちぶしじゅう【一部始終】
始めから終わりまで。物事の最初から最後までの詳しい事情すべて。もとは一部の書物の最初から最後までの意。
かいこういちばん【開口一番】
何かを話し始める一番最初に。口を開くやいなや。▽「開口」は口を開くこと。話し始める意。
ことうだび【虎頭蛇尾】
最初は勢いがいいが、最後はふるわないことのたとえ。
あおち‐りんそう【青地林宗】
[1775〜1833]江戸後期の蘭学者。松山藩医の子。幕府天文方訳員を経て水戸藩医となった。主著「気海観瀾(きかいかんらん)」は日本最初の物理学書。
アダム【Adam】
《ヘブライ語で人の意》旧約聖書における人類の始祖。神が創造した最初の人間(男性)。妻はイブ。神から禁じられていた善悪を知る樹の実を食べて、楽園エデンの園から追われた。
アダムズ【Jane Addams】
[1860〜1935]米国の女性社会事業家。1889年、米国最初のセツルメントのハルハウスをシカゴに設立。第一次大戦中は平和運動に貢献し、1931年、ノーベル平和賞受賞。
アムンゼン【Roald Amundsen】
[1872〜1928]ノルウェーの探検家。1911年、スコット隊に先んじて最初に南極点へ到達。のち、北極海で遭難したノビレ探検隊を救助に行き、行方不明となる。
あらら‐せんにん【阿羅邏仙人】
《阿羅邏は、(梵)Ālāra Kālāmaの音写「阿羅邏迦蘭(あららからん)」の略》釈迦が出家して最初に解脱の道を尋ねた人。毘舎離城(びしゃりじょう)の付近に住んでいた仙人。
胃の構造とはたらき
胃は袋状の臓器で、長さは成人で約25㎝。からだの中心よりやや左よりの、左上腹部からへその間に位置しています。 胃の容積は、空腹時には50ml以下ですが、食後には1.5l、詰め込めば2lにもなります。口腔から肛門まで連なる消化管のなかで、もっとも大きな容積をもつ臓器が胃です。 胃は食道から送られてきた食べ物を消化しながら、小腸の受け入れを待ちます。そして、少しずつゆっくりと、粥状になった食べ物を小腸の最初の部分である十二指腸へ送り出します。このように、食べ物を一時的に蓄えること、胃液(塩酸とペプシン)によって、たんぱく質を分解することが胃の二大機能です。 食べ物が胃を通過するのに要する時間は、液体ならば数分以内、固形物では1~2時間程度です。しかし、脂肪を多く含む脂っこい食べ物は、3~4時間ほど胃にとどまります。 食道とつながる胃の入り口部分を「噴門」、胃の天井に当たる部分を「胃底」、胃の大部分を占める中央部を「胃体」、そして十二指腸とつながる胃の出口部分を「幽門」と呼びます。 幽門は括約筋という筋肉でできています。括約筋は輪状の筋肉で、胃の出口を閉じたり開いたりすることによって、胃の内容物の貯留・排出を調節しています。「括る」という文字にあるように、バルブのような役割をもつ筋肉といってもよいでしょう。 幽門は、食べ物が中性か弱酸性ならば開きますが、強い酸性の場合は、十二指腸の内壁が酸でただれないよう、反射的に閉じるようになっています。 胃液は、胃の内側を覆う粘膜の「胃腺」から分泌されます。胃腺には、①「塩酸」を分泌する「壁細胞」、②「ペプシノーゲン」「胃リパーゼ」を分泌する「主細胞」、③胃壁を守る「粘液」を分泌する「副細胞」の3つの細胞があります。胃底部や胃体部の胃腺からは塩酸やペプシノーゲンが多めに分泌され、噴門と幽門の胃腺からは粘液が多めに分泌されます。 塩酸、ペプシノーゲン、粘液が合わさって胃液となりますが、塩酸には食べ物を殺菌して、腐敗・発酵を防ぐはたらきがあります。 ペプシノーゲンは、たんぱく質を分解する強力な消化酵素「ペプシン」の前駆物質です。 ペプシノーゲンは、壁細胞が分泌する塩酸に活性化されて、ペプシンに変化して初めて機能します。副細胞が分泌する粘液は、塩酸で胃壁がただれないよう防御する役割を果たします。
免疫機能のはたらき
免疫とは、からだに侵入したウイルスや細菌など、病原体を血液中から排除するために働く、体内のセキュリティシステムです。 このシステムを機能させるのは、リンパ球のT細胞、B細胞、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)、マクロファージ、顆粒球など白血球の仲間たちです。 体内で異物を発見すると、最初にマクロファージや顆粒球の好中球が異物を食べ、NK細胞が異物を破壊します。これが「自然免疫」という初期の防御システムです。 自然免疫で対処しきれない場合は、さらにほかのリンパ球が対応をします。このリンパ球による異物への反応を「獲得免疫」といい、"体液性免疫"と"細胞性免疫"の2種類に分けられます。 体液性免疫は、異物(抗原)が侵入すると、まずマクロファージが異物を捕え、抗原の情報を認識してヘルパーT細胞に伝えます。同時に、化学物質を放出してB細胞を形質細胞に増殖させて大量の抗体をつくり出し、抗原を一つ一つ抗体で取り囲み、マクロファージが飲み込む―というものです。 細胞性免疫では、T細胞とマクロファージが抗原を直接攻撃します。マクロファージは侵入してきた抗原の情報を認識し、ヘルパーT細胞に伝えます。その情報からヘルパーT細胞は、サイトカインを分泌して、キラーT細胞や、マクロファージなどを活性化させ、抗原を破壊して貪食させます。 免疫にかかわる細胞の中心となるのは、白血球の仲間、リンパ球です。 リンパ球には、胸腺(心臓の上にかぶさり、両肺の間の上部に位置する臓器)を経由して分化するT細胞と、胸腺を経由しないB細胞があります。 T細胞は、ウイルスや、がんを攻撃したり、生理活性物質(ホルモン)を生み出すはたらきをします。 T細胞は胸腺で分化し、成熟してサプレッサーT細胞、ヘルパーT細胞、キラーT細胞に分かれます。B細胞は、ヘルパーT細胞の指令により、抗体をつくるために分裂をしながら増殖して、異物(抗原)を攻撃します。 そのほか、自己判断で異物やがん化した細胞を攻撃、処理するNK細胞、病原菌を食べ、リゾチームで溶かして消す好中球など、免疫系にはさまざまな種類と役割の違う細胞があり、それぞれの役割を果たしながら連携して、異物や病原菌からからだを守っているのです。