かた【片】
1〔片方〕 ⇒かたや(片や)2〔始末〕あの件はもう片が付いているThat matter has already been settled.まずこの問題の片を付けようLet's first set...
かたあし【片足】
one leg片足の one-legged片足で立つ[跳ぶ]stand [hop] on one leg片足着陸〔飛行機の〕landing on one wheel
かたいじ【片意地】
obstinacy ⇒がんこ(頑固)片意地な子「an obstinate [a stubborn] child彼は反対されるとますます片意地をはるIf you oppose him, he be...
かたいっぽう【片一方】
⇒かたほう(片方)
かたいなか【片田舎】
an out-of-the-way place; a remote village; the remote countryside僕は東北の片田舎に生まれたI was born in a sec...
かたいっぽう【片一方】
[共通する意味] ★二つのもののうちの一つ。[英] one side[使い方]〔片方〕▽靴が片方なくなった▽片方に味方する〔片一方〕▽片一方の腕が痛い▽靴下の片一方が見当たらない〔一方〕▽一方の...
かたおもい【片思い】
[共通する意味] ★一方的に恋すること。[英] one-sided love[使い方]〔片思い〕スル▽初恋は片思いに終わった▽先輩に片思いする▽磯(いそ)の鮑(あわび)の片思い〔おかぼれ〕スル▽...
かたかな【片仮名】
[共通する意味] ★日本で漢字から作られた音節文字。[英] kana; the Japanese syllabary[使い分け]【1】「仮名」が、総称。【2】「平仮名」は、「あ、い、う、え、お…...
かたがわ【片側】
[共通する意味] ★一つのまとまった物事全体を二つに分けてとらえたうちの一方。[英] one side[使い方]〔片側〕▽道路の右の片側を歩く▽車体の片側をこする▽片側通行〔片面〕▽ホットケーキ...
かたこと【片言】
[共通する意味] ★赤ちゃんや幼児の話す言葉。[英] baby talk[使い方]〔喃語〕▽わが子もいつしか喃語を話すようになった〔片言〕▽隣の子は片言を話し始めた[使い分け]【1】「喃語」は、...
へんげんせきく【片言隻句】
わずかな言葉。ほんのちょっとした言葉。ひとこと。▽「片言」「隻句」はともに、わずかな言葉の意。「隻」は一つ。転じて、わずか、少しの意。「隻句」は「せっく」とも読む。
へんげんせつごく【片言折獄】
ただ一言で人々の納得のいくような裁判の判決を下すこと。また、一方だけの言い分を信じて、裁判の判決を下すこと。▽「片言」は一言での意。また、後者の意のときは、一方だけの言い分の意。「折」は「断」と同義で、善悪を折中して判決を下すこと。「獄」は訴訟のこと。「片言へんげん獄ごくを折さだむ」と訓読する。
へんりきょうせい【片利共生】
ともに生きていながら、一方は利益を受けるが、他方は利益も害も受けないこと。樹木とその樹皮につく地衣類の関係など。▽「共生」はともに生活すること。また、異種の生物が一緒に生活をすること。「生」は「棲」とも書く。
かたやま‐くにか【片山国嘉】
[1855〜1931]法医学者。静岡の生まれ。日本に近代法医学を確立。社会事業にも尽くした。
かたやま‐けんざん【片山兼山】
[1730〜1782]江戸中期の儒学者。上野(こうずけ)の人。名は世璠。荻生徂徠(おぎゅうそらい)の古文辞学を学んだが、のちこれを批判し、唐宋諸家の説を加え、折衷学を提唱した。→折衷学派
かたやま‐てつ【片山哲】
[1887〜1978]政治家。和歌山の生まれ。大正期からキリスト教的社会主義運動に力を入れ、第二次大戦後は日本社会党の書記長・委員長を歴任。昭和22年(1947)に連立内閣の首相となった。→芦田均
かたやま‐ひさやす【片山久安】
安土桃山から江戸初期にかけての武術家。片山流(伯耆流)剣道の祖。居合抜きの名人で、豊臣秀次に仕えたが、のち、中国地方を巡遊。生没年未詳。
かたやま‐ほっかい【片山北海】
[1723〜1790]江戸中期の儒学者。越後の人。折衷学派を奉じ、大坂で儒学を講じた。詩社の混沌社を結成。