あきみち
御伽草子。1巻。作者未詳。成立年代は室町中期以降。父を盗賊に殺されたあきみちという主人公が、妻の貞操を犠牲にして敵討ちに成功する。
あく‐せん【悪戦】
[名](スル)不利な苦しい戦い。苦戦。「家庭の犠牲となって是非なく社会に—する」〈木下尚江・良人の自白〉
あわれなハインリヒ【哀れなハインリヒ】
《原題、(ドイツ)Der arme Heinrich》ハルトマン=フォン=アウエによる叙事詩。1190年代の成立と考えられている。神罰を受け病を患った騎士ハインリヒが、純粋な乙女の自己犠牲精神に...
アンタカルニス‐ぼち【アンタカルニス墓地】
《Antakalnio kapinės》リトアニアの首都ビリニュスにある墓地。19世紀初頭に創設され、リトアニア人、ポーランド人、ロシア人などの戦死者が埋葬されている。また、1991年1月、旧ソ...
いおうじまいまだぎょくさいせず【硫黄島いまだ玉砕せず】
上坂冬子による歴史ノンフィクション。平成5年(1993)刊。太平洋戦争末期に日米双方で4万人もの犠牲者を出した硫黄島の戦いを主題に、僧侶となった元大佐が遺骨回収のため腐心する姿を描く。
安置
installation; enshrinementお寺の本堂に仏像を安置するenshrine [install] a Buddhist image in the main hall of a ...
生け贄
1〔神に捧げること〕sacrifice;〔物〕a sacrifice神々にいけにえを捧げるoffer a sacrifice to the gods動物をいけにえにするoffer an anim...
慰撫
慰撫する 〔なぐさめる〕soothe;〔なだめる〕appease事故犠牲者の家族を慰撫するtry to console the families of the accident victims
いぶする【慰撫する】
〔なぐさめる〕soothe;〔なだめる〕appease事故犠牲者の家族を慰撫するtry to console the families of the accident victims
餌食
prey;victim《比ゆ的に:犠牲者》
だいしょう【代償】
[共通する意味] ★ある目的のために身命や大切な物、事をささげること。また、そのささげもの。[英] a sacrifice[使い方]〔犠牲〕▽仕事のために家庭を犠牲にする▽飛行機事故の犠牲者〔い...
つぐない【償い】
[共通する意味] ★ある目的のために身命や大切な物、事をささげること。また、そのささげもの。[英] a sacrifice[使い方]〔犠牲〕▽仕事のために家庭を犠牲にする▽飛行機事故の犠牲者〔い...
ぎせい【犠牲】
[共通する意味] ★ある目的のために身命や大切な物、事をささげること。また、そのささげもの。[英] a sacrifice[使い方]〔犠牲〕▽仕事のために家庭を犠牲にする▽飛行機事故の犠牲者〔い...
いけにえ
[共通する意味] ★ある目的のために身命や大切な物、事をささげること。また、そのささげもの。[英] a sacrifice[使い方]〔犠牲〕▽仕事のために家庭を犠牲にする▽飛行機事故の犠牲者〔い...
だいしょう【代償】
[共通する意味] ★損害に対し金品で埋め合わせをすること。[英] compensation[使い方]〔補償〕スル▽損害については当方で補償いたします▽災害補償▽刑事補償〔賠償〕スル▽犠牲者の遺族...
いっしょうばんこつ【一将万骨】
一人の将軍が功成り名遂げた陰には、大勢の兵隊が戦場に骨を埋めるという犠牲をともなっているということ。また、それを忘れてはならないという戒め。
いっせつたしょう【一殺多生】
一人の悪人を犠牲にして、多数の者を救い生かすこと。多くの人を生かすには、一人を殺すのもやむを得ないということ。▽仏教語。「多生」はたくさんの人を生かすこと。「殺」は「さつ」とも読む。
おうせきちょくじん【枉尺直尋】
大きなことを成功させるためには、小さな犠牲はやむを得ないということ。
かんのうとち【肝脳塗地】
むごたらしい死にざまや殺され方のこと。また、忠誠を誓って、どんな犠牲も惜しまないことのたとえ。死者の腹から内臓が飛び出し、頭が割られて脳味噌のうみそが出て泥まみれになっているさま。死者の肝臓や脳が泥まみれになっている意から。▽「肝脳」は肝臓と脳髄。「塗地」は土まみれになること。また転じて、戦いに負けるさま。「塗」はまみれる意。一般に「肝脳かんのう地ちに塗まみる」と訓読を用いる。