いぬ【犬/狗】
[名] 1 食肉目イヌ科の哺乳類。嗅覚・聴覚が鋭く、古くから猟犬・番犬・牧畜犬などとして家畜化。多くの品種がつくられ、大きさや体形、毛色などはさまざま。警察犬・軍用犬・盲導犬・競走犬・愛玩犬な...
いぬ【犬】
中勘助の中編小説。大正11年(1922)、「思想」誌に発表。性描写の過激さから、発禁処分となる。
いぬ‐アカシア【犬アカシア】
ハリエンジュの別名。
いぬ‐あわ【犬粟】
イネ科の多年草。湿った草地に生え、高さ約1メートル。茎は細く直立し、ほとんど分枝しない。葉は線形で、縁に細かいぎざぎざがある。秋、緑色の穂をつける。
いぬ‐あわせ【犬合(わ)せ】
犬をかみ合わせて勝負をさせること。闘犬。犬食い。
いぬ【犬】
Ia dog;〔雌犬〕a bitch, a she-dog;〔猟犬〕a hound雑種の犬a mongrel犬の子a puppy;〔犬ころ〕a pup犬がほえているA dog is barkin...
いぬかき【犬×掻き】
a dog paddle犬掻きで泳ぐdo a dog paddle/dog-paddle
いぬくぎ【犬×釘】
〔線路用の〕a railroad [dog] spike;〔頭が片方に寄ったくぎ〕an offset-head nail, a dog nail
いぬぐい【犬食い】
犬食いする eat like a pig; eat sloppily; eat in an ill-bred manner
いぬじに【犬死に】
彼は犬死にしたのではないHe did not die for nothing.
いぬかい‐たける【犬養健】
[1896〜1960]政治家。東京の生まれ。毅(つよし)の子。はじめ白樺派の小説家として活躍。第二次大戦後は第四次・五次吉田内閣の法相を務め、造船疑獄事件で指揮権を発動。
いぬかい‐つよし【犬養毅】
[1855〜1932]政治家。岡山の生まれ。号、木堂。第一議会以後、連続17回代議士に当選。藩閥打倒を主張して立憲国民党を結成、憲政擁護運動の先頭に立った。昭和4年(1929)政友会総裁。昭和6...
いぬかみ‐の‐みたすき【犬上御田鍬】
飛鳥時代の官人。推古天皇22年(614)遣隋使として中国に渡り、翌年帰国。舒明天皇2年(630)には第1回遣唐使として渡り、同4年に帰国。生没年未詳。
いぬ‐くぼう【犬公方】
江戸幕府第5代将軍、徳川綱吉の通称。生類(しょうるい)憐みの令を出し、極端に犬を愛護したことによる。