あ【足】
《上代語》あし。「—の音せず行かむ駒もが」〈万・三三八七〉 [補説]多くは「あがき(足掻き)」「あゆい(足結)」など、他の語と複合して用いる。
あ‐うら【足占】
古代の占法の一。一歩一歩吉凶の言葉を交互に唱えながら進み、目標に達したときの言葉によって占ったとも、あるいは、足音の強弱で占ったともいう。あしうら。
あ‐がき【足掻き】
1 苦しまぎれにじたばたすること。「最後の—」「悪—」 2 手足を動かすこと。手足の動き。「しばらくもがいているうちに、ふと—が自由になる」〈二葉亭・平凡〉 3 馬などが前足で地をかくこと。また...
足掻(あが)きが取(と)れ◦ない
動作が自由にならない。取るべき方法がない。
あ‐が・く【足掻く】
[動カ五(四)] 1 手足を振り動かしてもがく。じたばたする。「水面に浮かび上がろうと—・く」 2 活路を見いだそうとして必死になって努力する。あくせくする。「今さら—・いてもしかたがない」 3...
あがき【▲足×掻き】
I〔馬などが前足で地面をかくこと〕pawingII〔もがき苦しむこと〕struggling;〔手足をばたばたさせて〕flailing (about)必死のあがきも空しく彼は力尽きて水中に沈んでい...
あがく【▲足×掻く】
I〔馬などが前足で地面をかく〕paw (at) the groundII〔もがき苦しむ〕struggle彼は水面に浮かび上がろうと必死であがいたHe struggled desperately ...
あし【足】
I1〔動物の脚〕a leg;〔たこ・いかの〕an arm足の長い少女a long-legged girl足を組むcross one's legs足を伸ばす[曲げる]stretch [bend] ...
あしあと【足跡】
I〔後に残る足の跡〕a footprint, a footmark;〔人や動物の足跡〕tracks道に大きな足跡が残されていたThere were large footprints on the...
あしうら【足裏×蹠】
the sole of the foot
あし【足】
[共通する意味] ★人が歩いて前に進むこと。[英] to walk[使い方]〔歩み〕▽疲れて歩みがのろくなる〔歩〕▽人影を認めて歩をゆるめた▽制止する声にかまわず歩を進める〔歩行〕スル▽骨折が治...
あし【足】
[共通する意味] ★動物の、体を支えたり、動かしたりすることに用いる器官。[英] a foot(足首から先); a leg(腰から足首まで)[使い方]〔足〕▽足が長い人▽足がすべって転ぶ▽足が棒...
あしがかり【足掛かり】
[共通する意味] ★物事の新たな展開の助けとなるもの。[英] a key; a clue[使い方]〔手掛かり〕▽指紋が捜査の手掛かりだ▽事件解決の手掛かりをつかむ〔よすが〕▽この花は故人をしのぶ...
あしくせ【足癖】
[共通する意味] ★身体的なくせ。[使い方]〔手癖〕▽彼は手癖が悪い〔足癖〕▽足癖がよくないから靴のへり方が変だ〔寝癖〕▽寝癖が悪くて寝冷えをした[使い分け]【1】「手癖」は、無意識に行う手の働...
あしだい【足代】
[共通する意味] ★乗り物で移動するときにかかる費用。[英] traffic expenses[使い方]〔交通費〕▽郊外に住んでいるので交通費がかさむ▽交通費全額支給〔足代〕▽こんな安い時給では...
あしかが‐しげうじ【足利成氏】
[1434〜1497]室町中期の武将。鎌倉公方(くぼう)となり、享徳3年(1454)管領上杉憲忠(うえすぎのりただ)を殺して幕府と対立。翌年下総(しもうさ)古河(こが)に移り、古河公方と称した。
あしかが‐たかうじ【足利尊氏】
[1305〜1358]室町幕府初代将軍。在職1338〜1358。初め高氏と称し、後醍醐天皇の諱(いみな)尊治の一字を賜って改名。元弘の変で六波羅(ろくはら)を攻め落としたが、のち天皇に背き、持...
あしかが‐もちうじ【足利持氏】
[1398〜1439]室町前期の武将。鎌倉公方(くぼう)。永享10年(1438)関東管領上杉憲実(うえすぎのりざね)と対立。幕府軍と戦って敗れ、鎌倉で自刃。→永享の乱
あしかが‐もとうじ【足利基氏】
[1340〜1367]南北朝時代の武将。尊氏の子。初代の鎌倉公方(くぼう)となり、東国に室町幕府の勢力を確立した。
あじろ‐ひろのり【足代弘訓】
[1785〜1856]江戸後期の歌人・国学者。伊勢外宮(げくう)の神官。号は寛居(ゆたい)。晩年に尊王を説き、古典の類聚(るいじゅ)編纂(へんさん)に努めた。歌集に「海士(あま)の囀(さえずり)...