かく【鶴】
[常用漢字] [音]カク(漢) [訓]つる たず 〈カク〉 1 ツル。「鶴唳(かくれい)」 2 ツルのような。長い首、白さ、長寿などのたとえ。「鶴首・鶴寿・鶴髪」 〈つる(づる)〉「白鶴・夕...
かく‐が【鶴駕】
《周の霊王の太子晋(しん)が仙人となり、白い鶴に乗って去ったという「列仙伝」の故事から》 1 皇太子の乗る車。 2 仙人の乗り物。
かく‐しつ【鶴膝】
1 漢詩の八病(はちへい)の一。五言詩の第1句と第3句の句末に、同一の声調の字を用いること。 2 書道で、漢字の縦棒「亅」の下端が鋭くはねたもの。
かく‐しゅ【鶴首】
[名](スル)《鶴のように首を長くのばす意から》物事や時日のやってくるのを今か今かと待ちわびること。「—して吉報を待つ」
かく‐しょう【鶴氅】
鶴の羽毛で作った衣。つるのけごろも。また、雪の降りかかった衣。
かくしゅ【▲鶴首】
合格通知を鶴首して待っているI'm 「waiting impatiently for [eagerly looking forward to] notification of my accept...
つる【鶴】
a crane丹頂鶴⇒たんちょうづる(丹頂鶴)掃き溜めに鶴⇒はきだめ(掃き溜め)編集長の鶴の一声で彼の原稿は没になったA single authoritative word from the e...
つるかめ【鶴亀】
鶴亀鶴亀Heaven forbid!鶴亀算a method of calculation based on figuring the number of cranes and tortoises...
つるはし【鶴×嘴】
a pickax,《英》 a pickaxe; a pick
つるかめざん【鶴亀算】
a method of calculation based on figuring the number of cranes and tortoises from the totals of t...
つるた‐ともや【鶴田知也】
[1902〜1988]小説家。福岡の生まれ。雑誌「文芸戦線」に参加し、プロレタリア文学初期に活躍。アイヌ独立戦争の英雄伝「コシャマイン記」で芥川賞受賞。他に「メシュラム記」「ハッタラはわが故郷」など。
つる‐ひめ【鶴姫】
伊予の人。大山祇(おおやまつみ)神社の大宮司の娘。16歳の時、戦死した兄に代わり水軍を率いて大内氏を撃退したと伝えられる。生没年未詳。
つるみ‐しゅんすけ【鶴見俊輔】
[1922〜2015]評論家・哲学者。東京の生まれ。米国ハーバード大学で学んだのち、昭和21年(1946)、都留重人・丸山真男・姉の鶴見和子らと「思想の科学」を創刊。プラグマティズムや論理実証主...
つるみね‐しげのぶ【鶴峰戊申】
[1788〜1859]江戸後期の国学者。豊後(ぶんご)の人。通称、和左治。蘭文法に則り、最初の国文典である「語学新書」を著した。のち、水戸藩に出仕。
つるや‐なんぼく【鶴屋南北】
歌舞伎狂言作者。3世までは俳優。 (4世)[1755〜1829]江戸の人。大(おお)南北ともいう。本名、伊之助または勝次郎。別号、姥尉輔(うばじょうすけ)。初世桜田治助に学んで桜田兵蔵と称し、...