あがり‐はな【上がり端】
《「あがりばな」とも》 1 家に上がってすぐの所。あがりばた。 2 物価や威勢などの上がりはじめたところ。「値の—」
はね‐もの【跳ね者】
軽はずみな人。とっぴな言動をする人。おっちょこちょい。とびあがりもの。はねあがり。「そりゃ、はねがかかります。—、—。おれと同じ事だす」〈滑・浮世風呂・三〉
でき‐ばえ【出来映え/出来栄え】
できあがりのようす。また、できあがりのよいこと。「すばらしい—」「予想外の—にほくそえむ」
かむ‐あが・る【神上がる】
[動ラ四]神として天に昇る。多く天皇や皇族が死ぬことにいう。かみあがる。かんあがる。「天の原岩戸を開き—・りあがりいましぬ」〈万・一六七〉
げい‐こ【芸子】
1 芸者。芸妓(げいぎ)。多く関西地方でいう。 2 歌舞伎の役者。特に、修業中の年少の者。「さる—あがりの人なりしが」〈浮・一代女・六〉
かい‐しゃく【介錯】
[名](スル) 1 切腹する人のそばに付き添っていて、その人が刀を腹に突き刺すと同時に、その首を斬って死を助けてやること。また、その人。 2 付き添って世話をすること。また、その人。後見。介添え...
かみ‐ざま【上様/上方】
《古くは「かみさま」とも》 1 うえの方。⇔下様(しもざま)。「露の落つるに枝のうち動きて、人も手ふれぬに、ふと—へあがりたるも」〈枕・一三〇〉 2 上流階級の人々。身分の高い人々。⇔下様(しも...
けし‐と・む【消し飛む】
[動マ四]「けしとぶ」の音変化。「手綱にすがって引きければ、馬は—・み跳ねあがり」〈浄・松風村雨〉 「石段のなかば、わざと—・みぬるを」〈浮・御前義経記・一〉
ろ‐こん【露根】
木の根が地上に現れ出ていること。また、その根。ねあがり。
こう‐てい【高低】
[名](スル) 1 高いことと低いこと。たかひく。「音域の—」 2 価値・程度などが高くなったり低くなったりすること。あがりさがり。「株価が—する」