ふるえ‐あが・る【震え上(が)る】
[動ラ五(四)]寒さや恐怖のためにひどくふるえる。極度の寒さや恐怖を感じる。「市民を—・らせた惨劇」
へ‐あが・る【経上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 段々に昇進する。成り上がる。「理事長に—・る」 2 年をとる。「猫の—・りて、猫またになりて」〈徒然・八九〉
まい‐あが・る【舞(い)上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 舞うようにして空中高くあがる。「ひばりが—・る」「ほこりが—・る」 2 浮かれていい気になる。有頂天になる。「すっかり—・って、我を忘れる」
まき‐あが・る【巻(き)上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 巻いて上にあがる。「蔓(つる)が—・る」 2 舞うように上にあがる。「ほこりが—・る」 3 巻き終わる。「毛糸の玉が—・る」
幕(まく)が上(あ)・がる
「幕が開(あ)く」に同じ。「就職戦線の—・がる」
脈(みゃく)が上(あ)が・る
1 脈拍が絶える。死ぬ。 2 見込みがなくなる。希望が絶える。「六十ぢゃあ—・ったよのう」〈滑・浮世風呂・二〉
めし‐あが・る【召(し)上(が)る】
[動ラ五(四)]「食う」「飲む」の尊敬語。「何を—・りますか」
もえ‐あが・る【燃(え)上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 燃えて、炎が高く上がる。「風にあおられてたちまち—・った」 2 感情などが激しく高揚する。「恋慕の情が—・る」
もち‐あが・る【持(ち)上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 ほかから力がはたらいて物が上の方へ上がる。「荷物が—・らない」「地震で家の土台が—・る」 2 急に事が起こる。「やっかいな問題が—・る」「縁談が—・る」 3 学級担任の教師...
もり‐あが・る【盛(り)上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 盛ったように高くなる。「水面が—・る」「—・った筋肉」 2 気持ちや勢いがひときわ高まる。「世論が—・る」「ムードが—・る」「試合が—・る」