じ‐もく【除目】
平安時代以降、大臣以外の諸官職を任命する朝廷の儀式。地方官を任命する春の県召(あがためし)の除目、京官を任命する秋の司召(つかさめし)の除目のほか、臨時の除目もあった。除書。
しと‐しと
[副] 1 雨が静かに降るさま。「春雨が—(と)降る」 2 物事をもの静かにするさま。しとやかなさま。しずしず。「娘の母親が、—とあがって来た」〈里見弴・多情仏心〉 [形動]湿っているさま。...
シー‐エス‐エス【CSS】
《content scrambling system》再生専用のDVDなどで採用されていた著作権保護技術の一。松下電器産業(現パナソニック)、東芝を中心に策定。映像ソフトのコンテンツそのものが暗...
じ‐いき【地息】
地面から立ちのぼる水蒸気。「草からあがる—で身体は冷えていた」〈漱石・三四郎〉
し‐ぎょ【仔魚】
魚の幼生で、孵化(ふか)直後から、ひれや骨格ができあがるまでの段階。稚魚の前段階に当たる。
ジェーン‐エア【Jane Eyre】
シャーロット=ブロンテの長編小説。1847年、男性の筆名で発表。孤児として成長したジェーン=エアが、家庭教師として雇われた先の主人と結ばれるまでを描く。
シスター‐キャリー【Sister Carrie】
ドライサーの長編小説。1900年刊。田舎娘のキャリーが男たちを踏み台にしながら女優としてのしあがっていく姿を描く。
した‐ずり【下刷(り)】
[名](スル)版木や組版などができあがったとき、試しに刷ってみること。また、刷ったもの。試し刷り。「図版を—する」
した‐ごろも【下衣】
上衣の下に着る衣。下着。「白たへのあが—失はず持てれわが背子(せこ)ただに逢ふまでに」〈万・三七五一〉
しだ
とき。際(さい)。「あが面(おも)の忘れむ—は国はふり嶺(ね)に立つ雲を見つつ偲はせ」〈万・三五一五〉 [補説]万葉集の東歌(あずまうた)と肥前風土記のみにみられる語。