あ‐くち
《「あぐち」とも》 1 ひな鳥のくちばしの根もとの黄色い部分。〈日葡〉 2 幼児の口のまわりにできる小さなできもの。〈日葡〉
あく‐ち【悪地】
雨水の浸食で生じた小谷が無数に刻まれ、通行困難な地形。米国サウスダコタ州西部のものが代表的で植生がほとんどない。バッドランド。悪地地形。
あく‐ち【悪血】
病毒を含んだ血。悪い血。〈日葡〉
あく‐ちしき【悪知識/悪智識】
仏語。悪法・邪法を説いて悪に誘い込む人。悪い師や友。⇔善知識。
アクチニウム【actinium】
アクチノイドに属する放射性元素の一。単体は銀白色の金属。閃(せん)ウラン鉱のウランを除いた残留分から発見された。元素記号 Ac 原子番号89。天然に存在する同位体は質量数227と228がある。
アクチニウム‐けいれつ【アクチニウム系列】
ウラン235からアクチニウムを経て鉛207に至る天然放射性核種の崩壊系列。この系列の核種の質量数は4n+3(nは整数)で表される。アクチノウラン系列。
アクチニジン【actinidine】
マタタビ科マタタビ属のキウイフルーツやサルナシなどに含まれるモノテルペンに由来するアルカロイド。ネコ属の哺乳類に興奮作用をもたらす。化学式C10H13N
アクチニド【actinide】
《アクチニウムに似たものの意》「アクチノイド」に同じ。
アクチニド‐げんそ【アクチニド元素】
⇒アクチノイド
アクチノイド【actinoid】
原子番号89のアクチニウムから103のローレンシウムまでの15の元素の総称。いずれも放射性元素で、物理的、化学的に極めてよく似た性質をもつ。 [補説]アクチノイドの一覧89 アクチニウム(Ac)...