つくり‐い・ず【作り出づ】
[動ダ下二]工夫して作る。こしらえあげる。「かぐや姫のたまふやうに違はず—・でつ」〈竹取〉
つくり‐たて【作り立て】
1 つくり終えて間のないこと。また、そのもの。こしらえたて。「—のみそ汁」 2 つくりあげること。また、新たにつくること。「恵嵩と云ふ僧が、詩—をして、自負して」〈中華若木詩抄・下〉
つくり‐あ・げる【作り上げる】
[動ガ下一][文]つくりあ・ぐ[ガ下二] 1 つくりおえる。完成させる。「短期間で家を—・げる」「攻撃型のチームに—・げる」 2 実際にないものをあるかのように見せかける。でっちあげる。「話を—...
つき‐あ・げる【突(き)上げる/衝き上げる】
[動ガ下一][文]つきあ・ぐ[ガ下二] 1 下から突いて上の方にあげる。突いて押し上げる。「こぶしを天に—・げる」 2 下位の者が上位の者に、自分の考えなどを通そうとして圧力を加える。「執行部を...
つき‐あ・げる【築き上げる】
[動ガ下一][文]つきあ・ぐ[ガ下二]土や石などを積み重ねて高く築く。きずきあげる。「城砦を—・げる」
たぐ・る【吐る】
[動ラ四] 1 口からはく。へどをはく。もどす。「口より—・れる物を以て」〈神代紀・上〉 2 せきをする。また、こみあげる。「老泣きに—・り上げたる持病の痰火」〈浄・兜軍記〉
だい‐おんじょう【大音声】
大きな声。おおごえ。「—をあげる」
つく・る【作る/造る/創る】
[動ラ五(四)]ある力を働かせて、新しい物事・状態を生みだす。まとまった形のあるものにする。 1 材料・原料・素材などを用いたり、それに手を加えたりして、まとまりのあるものや意味のあるものに仕上...
せき‐い・る【咳き入る】
[動ラ下二] 1 続けて激しくせきをする。激しくせきこむ。「煙にむせて—・る」 2 しきりにしゃくりあげる。「一度にわっと溜涙(ためなみだ)—・れ咳き上げ歎きしが」〈浄・先代萩〉
せい‐せい【精製】
[名](スル) 1 十分に念を入れてつくること。「材料を選び—した品」 2 まじりものを除いて、純良なものをつくりあげること。「原油を—する」