あさ‐はか【浅はか】
[形動][文][ナリ] 1 思慮の足りないさま。「—な考え」「—にも口車に乗ってしまった」 2 空間的に奥行きの浅いさま。「—なる廂(ひさし)の軒は」〈源・夕霧〉 3 深みがなく、あっさりしてい...
あさは‐どり【浅羽鳥】
ホトトギスの別名。
あさ‐はなだ【浅縹】
1 薄い縹色。 2 養老の衣服令で、初位の人の袍(ほう)の色。
あさ‐はふ・る【朝羽振る】
[動ラ四]朝、鳥が羽ばたくように、風や波が激しく立つ。⇔夕羽振る。「—・る風こそ寄せめ」〈万・一三一〉
あさ‐はら【朝腹】
1 朝食前の空腹。「—ノ事ナレバ吐却スレドモ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯〉 2 早朝。あさっぱら。「なま年よって—から碁の打ちたさうな面(つら)な」〈咄・露がはなし・五〉 3 きわめてたやすい...
朝腹(あさはら)の丸薬(がんやく)
すき腹に丸薬を飲んでも、腹の足しにならないこと。なんら益することのないたとえ。「朝腹の茶漬け」などともいう。
あさ‐はん【朝飯】
あさめし。
あさ‐ば【浅場】
1 岸の近くや川の瀬などで、水深の浅い場所。 2 カレイ科の海水魚。全長約30センチ。目のある側は紫褐色の地に白点が散在。北日本のやや深海にすみ、産卵期には浅場に集まってくる。食用。あさばがれい。
あさばしょう【阿娑縛抄】
台密における教相や事相を集大成した図像集。227巻、または233巻。小川承澄の編で建治元年(1275)完成とも、門下の尊澄の編で正元元年(1259)完成ともいわれる。二百巻抄。
アサバスカ‐こ【アサバスカ湖】
《Lake Athabasca》カナダ中央部にある湖。サスカチュワン州北西部とアルバータ州北東部にまたがる。最大水深124メートル。スレーブ川、マッケンジー川を経て北極海に流出。カナダ楯状地周縁...