あにき【兄貴】
今江祥智の自伝的長編小説。昭和51年(1976)刊。昭和48年(1973)刊行の「ぼんぼん」の続編。
あに‐ぎみ【兄君】
兄を敬っていう語。
あに‐ご【兄御】
兄を敬っていう語。あにごぜ。⇔弟御。「—は何とかおはする」〈曽我・三〉
あに‐ごぜ【兄御前】
「あにご」に同じ。「いかに—聞こしめせ」〈謡・望月〉
アニサキス【(ラテン)Anisakis】
回虫目アニサキス科の線虫。クジラ類の胃に寄生し、体長5〜8センチメートル。第1中間宿主はオキアミ類、第2中間宿主は魚・イカなどで、これを刺身などで生食した人間の胃壁などに侵入し激痛を起こすことが...
アニサキス‐しょう【アニサキス症】
アニサキスという線虫が引き起こす感染症。アニサキスの幼虫がいる海産魚介類を生食し、数時間後に幼虫が胃壁や腸壁に食いつくことによって、強い腹痛や嘔気・嘔吐を引き起こす。じんましんなどのアレルギー症...
あに‐さん【兄さん】
1 兄を親しみ敬っていう語。 2 芸人や職人が先輩を呼ぶ語。
あに‐じゃ【兄者/兄じゃ】
「兄者人」の略。 [補説]「者」は当て字。
あにじゃ‐ひと【兄者人】
《兄である人の意》兄を敬っていう語。兄上。「はて、—をまちがへてよいものか」〈伎・助六〉
アニス【anise】
セリ科の一年草。5月ごろ白い小花をつける。実は卵形をし、灰色または黄褐色で、ソースや製菓用の香辛料に利用。ギリシャ・エジプトの原産で、地中海地方で栽培される。