ワット【watt】
国際単位系(SI)の仕事率と電力の単位。1ワットは1秒間に1ジュールの仕事をする仕事率。1ボルトの電位差のある二点間を1アンペアの電流が流れて1秒間に消費される電力。名称はJ=ワットにちなむ。記号W
ワット‐タプローム【Wat Ta Prohm】
カンボジアの首都プノンペン郊外の、トンレバティ湖畔にある石造寺院の遺跡。12世紀、ジャヤバルマン7世の時代に建立。バラモン教と仏教の混淆寺院であり、優美なデバター像などの浮き彫りが残っている。
ワット‐プノン【Wat Phnom】
カンボジアの首都プノンペンにある仏教寺院。14世紀後半に建立。名称は「丘の上」を意味し、プノンペンで最も高い丘の上に位置する。タイ軍の侵略を受けてアンコールを放棄し、この地に遷都したポニャー=ヤ...
ワディ‐ダハール【Wadi Dahar】
イエメンの首都サヌアの北西約15キロメートルにある村。イエメン王国のイマームであるヤフヤの夏の離宮として、岩山の上に建造された通称ロックパレスがある。
ワディ‐ナトルーン【Wadi Natrun】
エジプト北部の町。首都カイロとアレクサンドリアの間にある同名の涸れ谷に位置する。名称は天然の炭酸ナトリウムを産することに由来する。聖ビショイ修道院、聖マカリオス修道院、ローマ修道院、シリア修道院...
ワナクライ【WannaCry】
ランサムウエアの一。ウインドウズ系のコンピューターを標的とし、暗号通貨の一種であるビットコインを不当に請求するもの。2017年半ば頃に世界各国の大手企業・公的機関・教育機関などで被害が急増したこ...
ワヤン【(インドネシア)wayang】
インドネシアのジャワ島を中心に発達した演劇。板人形芝居、木偶(でく)人形芝居、仮面劇など形式は多様。最も盛んなワヤン‐クリという影絵芝居では、人形を幕に映しながら、ガムランを伴奏に古代インドの叙...
わら・う【笑う】
[動ワ五(ハ四)] 1 喜び・うれしさ・おかしさ・照れくささなどの気持ちから、顔の表情をくずす。また、そうした気持ちで声を立てる。「腹を抱えて—・う」「目だけが—・っている」 2 (「嗤う」とも...
ワラキア【Walachia】
ルーマニア南部の歴史的呼称。トランシルバニアアルプスとドナウ川の間をさす。古代ダキアの一部で、2世紀にローマ帝国の属州となり、6世紀にスラブ人が移住。14世紀にワラキア公国として独立。15世紀か...
ワラビー【wallaby】
カンガルー科の哺乳類のうち、小形の一群。ウサギ大から、立ち上がると1メートルを超すものまであり、体形はカンガルーに似て育児嚢(いくじのう)をもつ。オーストラリア・ニューギニアの沼沢地や低木地に分布。