あま‐づた・う【天伝ふ】
[動ハ四]《「あまつたう」とも》大空を伝い渡る。「ひさかたの—・ひ来る雪じもの」〈万・二六一〉
あま‐つ‐つみ【天つ罪】
1 天上界で素戔嗚尊(すさのおのみこと)が犯した畔放(あはな)ちのような、農耕と祭りに関する罪。→国つ罪「許多(ここだく)の罪を—と法別(のりわ)けて」〈祝詞・六月晦大祓〉 2 朝廷の命令による...
あま‐つ‐のりと【天つ祝詞】
祝詞を褒めたたえていう語。「—の太祝詞事(ふとのりとごと)を宣(の)れ」〈祝詞・六月晦大祓〉
あま‐つばめ【雨燕】
1 アマツバメ目アマツバメ科の鳥の総称。ツバメに似るが、大形で、翼が著しく長く、体が細長い。全体に黒褐色で、腰が白い。アマツバメ・ハリオアマツバメ・アナツバメなど。主に暖帯から熱帯にかけて分布。...
あまつひこひこほのににぎ‐の‐みこと【天津彦彦火瓊瓊杵尊】
⇒瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
あま‐つ‐ひつぎ【天つ日嗣】
皇位を継承すること。また、皇位。あまのひつぎ。「天つ神の御子の—知らしめす」〈記・上〉
あま‐つぶ【雨粒】
雨滴。あめつぶ。
あま‐つ‐みず【天つ水】
[名]天の水。天から降る水。雨。「みどり子の乳乞ふがごとく—仰ぎてそ待つ」〈万・四一二二〉 [枕]日照りに雨を待ち望む意から、「仰ぎて待つ」にかかる。「—仰ぎて待つに」〈万・一六七〉
あま‐つ‐やしろ【天つ社】
天つ神を祭った神社。「—、国つ社と」〈祝詞・祈年祭〉