あわ・す【会(わ)す/遭(わ)す】
[動サ五(四)]《「合わす」と同語源》「会わせる」に同じ。「ひどい目に—・す」 [動サ下二]「あ(会)わせる」の文語形。
あわ・す【合(わ)す】
[動サ五(四)]「合わせる」に同じ。「墓前に手を—・す」 [動サ下二]「あ(合)わせる」の文語形。
あわ・す【淡す/醂す】
[動サ五(四)]柿の渋を抜く。さわす。「焼酎(しょうちゅう)で—・す」
あわず【粟津】
⇒あわづ
あわせ【合(わ)せ】
1 他の語と複合して用いる。 ㋐物と物とを合わせること。「背中—」「顔—」 ㋑比べて優劣を争うこと。「物—」「歌—」 2 釣りで、当たりがあったときに、魚の口に針がかかるようにする操作。さおの穂...
あわせ【袷】
《「あ(合)わせる」の連用形から》裏地をつけて仕立てた着物。秋から春先にかけて用いる。近世では初夏と初秋に着るならわしがあった。あわせのころも。あわせぎぬ。《季 夏》「—きて身は世にありのすさび...
あわせ‐いと【合(わ)せ糸】
2本以上の糸を縒(よ)り合わせて、1本の縒り糸にしたもの。裁縫に用いる。
あわせ‐かがみ【合(わ)せ鏡】
1 髪・襟などの後ろ姿を見るために、前に立てた鏡に映るように、後ろからもう1枚の鏡で映して見ること。また、その鏡。共鏡(ともかがみ)。 2 相手に調子を合わせること。おせじ。「きつい—とは思へど...
あわせ‐がき【淡せ柿/醂せ柿/合(わ)せ柿】
「あわしがき」に同じ。
あわせがき【合柿】
狂言。宇治の柿売りが、都の者に渋柿を甘柿といって売りつけるが、食べてみろといわれて、渋そうな顔をして食い、なぐられる。