おき‐あが・る【起(き)上(が)る】
[動ラ五(四)]横になっていたものがからだを起こす。また、立ち上がる。「寝床から—・る」「—・って伸びをする」
オクターブが上(あ)が・る
興奮して声の調子が高くなる。うわずる。「話に熱がこもって—・る」
おどり‐あが・る【躍り上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 喜びや驚きなどで、その場で飛び上がる。「—・って喜ぶ」 2 高い所へ勢いよく飛び上がる。「壇上へ—・る」「イルカが水中から—・る」
おびえ‐あが・る【怯え上(が)る】
[動ラ五(四)]ひどく恐れおののく。ふるえあがる。「殺人鬼の噂(うわさ)に—・る」
おもい‐あが・る【思い上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 うぬぼれる。いい気になる。「—・った態度」 2 気位を高くもつ。自負する。「はじめより我はと—・り給へる御方々」〈源・桐壺〉
おり‐あ・がる【織り上がる】
[動ラ五(四)]織っている布が出来上がる。「帯が—・る」
かけ‐あが・る【駆(け)上(が)る/駈け上(が)る】
[動ラ五(四)]走って上がる。かけのぼる。「二階に—・る」
かち‐あが・る【勝(ち)上(が)る】
[動ラ五(四)]勝って、次の段階にすすむ。勝ちすすむ。「トーナメントで決勝まで—・る」
株(かぶ)が上(あ)が・る
《株価が上昇することから》その人の評判がよくなる。「冷静な対応をして—・る」
かみ‐あが・る【神上がる】
[動ラ四] 1 「かむあがる」に同じ。「後に久しくましまして彦火火出見尊—・りましぬ」〈神代紀・下〉 2 巫女(みこ)に乗り移っていた神霊が巫女から離れて天に上る。「うなり声を引て—・る」〈滑・...