はい‐あが・る【這い上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 はって上がる。はうようにして上にあがる。「がけを—・る」 2 苦労して悪い状態を切り抜ける。ある地位に達する。「最下位から—・る」
はえ‐あが・る【生え上(が)る】
[動ラ五(四)]前髪が抜けて、額の生えぎわが上の方に上がる。生えぎわが後退する。「年とともに—・って額が広くなる」
はげ‐あが・る【禿げ上(が)る】
[動ラ五(四)]額の生え際から頭の上のほうまでずっとはげる。「—・った広い額」
鼻(はな)の下(した)が干上(ひあ)が・る
収入がなく、生活ができなくなる。口が干上がる。「不景気で—・る」
はね‐あが・る【跳ね上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 はねて上方へ上がる。「泥水が—・る」 2 値段や相場などが急に上がる。「株価が—・る」 3 先走ってかってなことをする。「—・った行為」
はれ‐あが・る【晴(れ)上(が)る/霽れ上(が)る】
[動ラ五(四)]すっかり晴れる。「雲一つなく—・った秋空」
はれ‐あが・る【腫れ上(が)る】
[動ラ五(四)]腫れてふくれ上がる。「傷が化膿して—・る」
ひ‐あが・る【干上(が)る/乾上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 潮が引ききる。また、水がすっかりなくなってからからになる。かわききる。「空梅雨で田畑が—・る」 2 収入がまったくなくなる。生計が立たなくなる。「あごが—・る」
ふき‐あが・る【吹(き)上(が)る/噴(き)上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 (吹き上がる)風が下から上に向かって吹く。また、物がその風によって上方へあがる。「砂塵が—・る」 2 水・蒸気などがわきあがったり、上へふき出したりする。また、その勢いに押...
ふくれ‐あが・る【膨れ上(が)る/脹れ上(が)る】
[動ラ五(四)]ふくれて盛り上がる。また、非常に大きくなる。「歯痛で頰が—・る」「夢が大きく—・る」