いけん‐じょうたい【違憲状態】
法律や制度などが憲法の趣旨に反している状態。特に、国政選挙における一票の格差の問題で、投票価値の不平等が憲法の求める選挙権の平等に反する状態にあるが、それを是正するために必要な合理的期間を経過し...
いけん‐ちょうしゅかい【意見聴取会】
人々の意見を聞くために開く会。特に、行政機関が政策をまとめるにあたって、利害関係者および第三者などの意見を聞き取るために開催する会合。
意見(いけん)に付(つ)・く
忠告に従う。「伯父御(をぢご)の—・くがいい」〈滑・浮世風呂・前〉
いけん‐ふうじ【意見封事】
奈良・平安時代、勅旨をもって意見を求めたのに対して、臣下が密封して提出した政治意見書。
いけん‐ふひょうめい【意見不表明】
会計監査人が監査報告書に監査意見を表明しないこと。企業の会計監査を行った際に、財務諸表に対する意見表明ができないほど、会計記録が不十分であったり、監査証拠の入手が困難な場合、監査人は、監査意見を...
いけんりっぽう‐しんさけん【違憲立法審査権】
法律・命令・規則・処分が憲法に適合するか否かを審査する裁判所の権限。最高裁判所が終審裁判所としてその権限を有する。法令審査権。違憲審査権。
いけんりっぽう‐しんさせい【違憲立法審査制】
議会が制定した法律や行政機関の行為が憲法に適合するかどうかを裁判所が審査・判断する制度。違憲審査制。→違憲立法審査権