いけい‐こうはい【異系交配】
分類上同種であるが類縁関係が比較的遠い品種・変種・種などを交配すること。品種改良など、実用上の価値は高い。アウトブリード。
いけい‐ざい【違警罪】
旧刑法で、拘留・科料にあたる軽い罪の総称。明治18年(1885)の違警罪即決例により、正式裁判によらずに警察署長が即決処分によって罰することが認められていた。昭和23年(1948)軽犯罪法施行で失効。
いけい‐しせい【異形歯性】
動物の歯が、生えている部位によって形状が異なっていること。また、そのような歯を持つ動物の分類。鯨類を除く大部分の哺乳類に該当し、手前から奥に門歯・犬歯・小臼歯・大臼歯が生えている。→同形歯性
いけい‐しつ【異形質】
生物の細胞で、原形質の一部が変化して特別な機能や形態をもつようになったもの。鞭毛(べんもう)・繊毛や神経原線維など。
い‐けいせい【異形成】
ある組織の細胞が、生理的に存在しない別の異常な形態に変化すること。病変と見なされるが、通常は癌(がん)と異なり体積の増加は見られない。
いけい‐せつごうがた【異型接合型】
⇒ヘテロ接合体
いけい‐せつごうたい【異型接合体】
⇒ヘテロ接合体
いけい‐はいぐうし【異形配偶子】
有性生殖において、配偶子の大きさや形が異なるもの。卵のように大型で運動性がない雌性配偶子と、精子のように小型で運動性がある雄性配偶子が接合する。⇔同形配偶子。
いけい‐ぶんれつ【異型分裂】
生殖細胞の形成のとき、2回続けて起こる核分裂のうち、相同染色体が分離し、染色体数が半減するほうの分裂。1回目の分裂に起こることが多く、体細胞分裂と著しく異なるのでいう。
い‐けいれん【胃痙攣】
上腹部が発作的に激しく痛む症状。実際に胃が痙攣するとは限らず、胆石症・腎結石・子宮外妊娠・胃穿孔(いせんこう)・虫垂炎・急性胃腸炎などでみられる。