い‐さい【委細】
1 細かく詳しいこと。詳しい事情。詳細。「—は面談の上で」 2 (副詞的に用いて)細かいことまですべて。万事。「—承知した」
い‐さい【異才】
人並みでないすぐれた才能。また、その持ち主。「音楽界の—」
い‐さい【異彩】
1 普通とは違ったいろどり。 2 きわだってすぐれたようす。「一種—のある過去を覗く様な素振を見せた」〈漱石・門〉
い‐さい【偉才】
すぐれた才能。また、その持ち主。「—を発揮する」
委細(いさい)構(かま)わず
事情がどうあろうとも、それにはかかわらず。遠慮なく。「—実行する」
い‐ざいそく【居催促】
《「いさいそく」とも》座りこんで催促すること。「方々から借金取が来て、新吉に新吉にと—でもされちゃア」〈円朝・真景累ヶ淵〉
異彩(いさい)を放(はな)・つ
1 普通とは違った色彩や光を出す。「渠(かれ)の眼色(めざし)は、顰(ひそ)める眉の下より—・てり」〈鏡花・義血侠血〉 2 多くの中できわだって見える。「画壇の中で—・つ新人」