いちにち‐きょう【一日経】
《「いちにちぎょう」とも》1日のうちに書写し終えた経典。特に法華経の例が多く、大勢で分担して書写した。頓写(とんしゃ)。「手負ひのただ今落ち入るに、—書いて弔(とぶら)へ」〈平家・一一〉
いちにち‐さい【一日祭】
1月を除き、毎月1日、宮中の賢所(かしこどころ)・皇霊殿・神殿の三殿で行われる祭り。→旬祭(しゅんさい)
いちにち‐さんしゅう【一日三秋】
《「詩経」王風・采葛から》「一日千秋」に同じ。いちじつさんしゅう。
いちにち‐しょちょう【一日署長】
著名人などが一日限りで任命されて就く署長。警察署や消防署などで、広報活動や地域住民との交流のために行われる。
いちにち‐じゅう【一日中】
朝から晩まで。まる一日。終日。「今日は—家にいた」
いちにちせっしゅ‐きょようりょう【一日摂取許容量】
⇒エー‐ディー‐アイ(ADI)
いちにち‐せんしゅう【一日千秋】
《「秋」は年の意》1日が非常に長く感じられること。待ちこがれる気持ちが著しく強いこと。一日三秋。いちじつせんしゅう。「—の思い」
いちにち‐そう【一日葬】
通夜はせず、火葬と告別式を1日で行う葬式。
一日(いちにち)の計(けい)は朝(あさ)にあり、一年(いちねん)の計(けい)は元旦(がんたん)にあり
1日の計画は早朝のうちに立て、1年の計画は元旦に立てるべきである。物事は、最初が肝心であるというたとえ。一年の計は元旦にあり。
いちにち‐のばし【一日延ばし】
果たさなければならないのに、何かと理由をつけて来る日も来る日も期限を延ばすこと。「返事を—にする」