いちげん‐いっこう【一言一行】
一つの言葉と一つのおこない。「人の上に立つ者は—も慎むべきだ」
いちげん‐か【一元化】
[名](スル)いくつかに分かれている問題や機構・組織などを統一すること。「窓口を—する」
いちげん‐きん【一弦琴/一絃琴】
弦楽器の一。長さ約1.1メートルの杉または桐材の胴に、1本の絹糸の弦を張った琴。江戸時代に中国から伝わった。一つ緒(お)。須磨琴(すまごと)。板琴(ばんきん)。独弦琴。
いちげん‐こじ【一言居士】
どんな事についても、なにか自分の意見を言わないと気のすまない人。いちごんこじ。
いちごん‐こじ【一言居士】
⇒いちげんこじ(一言居士)
いちげんし‐ぶんし【一原子分子】
⇒単原子分子
いちげん‐てき【一元的】
[形動]さまざまな事物が根源を一つにしているとみえるさま。「—な考え方」⇔多元的。
いちげんのこと【一絃の琴】
宮尾登美子の時代小説。土佐を舞台に一弦琴に魅せられた二人の女性の半生を描く。昭和53年(1978)刊行。同年、第80回直木賞受賞。平成12年(2000)テレビドラマ化。
いちげん‐びょうしゃ【一元描写】
岩野泡鳴(いわのほうめい)が唱えた描写の方法論。小説の中で、作者の主観を移入した人物を設定し、その視点から描写を一元的に統一すべきだとする。田山花袋の平面描写に反対して主張したもの。⇔多元描写。
一言(いちげん)以(もっ)て之(これ)を蔽(おお)う
《「論語」為政から》ひとことで全体の意味を言い表す。