きき‐し・る【聞(き)知る】
[動ラ五(四)] 1 聞いて知る。「うわさで—・ったかぎりでは」 2 聞いてわかる。聞いてその意味を理解する。「あはれと—・るべき人もあらじと思ふに」〈徒然・四四〉
ぎょう‐てつ【撓鉄】
鉄を撓(たわ)める(曲げる)こと。特に、造船業において鋼板を曲げること、またその技能についていう。平たい鋼板を焼いてさまざまな曲がり形状にし、船首・船尾などの曲面に張り合わせる。
ぐうはつてき‐しょけん【偶発的所見】
ある疾患についての検査をしたとき、偶然、別の疾患についての所見が見いだされること。MRIなどの画像診断や遺伝子検査において多く起こる。インシデンタルファインディングス。
スワップ‐とりひき【スワップ取引】
1 当事者間で取り決めた条件に基づいて、将来の一定期間に決められた回数だけ、現在価値が等しいキャッシュフローを交換する取引。デリバティブ取引の一つ。金利スワップ・通貨スワップ・エクイティースワッ...
を‐や
[連語] 《格助詞「を」+係助詞「や」》疑問を表す。…を…(だろう)か。「水の落ち足(=水ガ引キハジメルノ)—待つべき」〈平家・九〉 《間投助詞「を」+間投助詞「や」》 1 (活用語の連体形...
せいいきなき‐かんぜいてっぱい【聖域なき関税撤廃】
自由貿易協定や経済連携協定において、例外を設けず全品目の関税を撤廃すること。聖域とは、ここでは国内産業保護などを理由として特定の産品について例外的に関税を残すこと、またその特定産品を意味する。 ...
ふどうしょうすうてん‐えんざん【浮動小数点演算】
小数点の位置が固定されない浮動小数点数を用いて行う四則演算。コンピューターにおいては、扱う数の絶対値が大きく異なっていても任意の誤差の範囲内で計算できるため、科学計算に向く。→固定小数点演算 [...
ふと【太】
1 太いこと。太っていること。「庄野の—の、およねが俵腰に食ひついて」〈浄・丹波与作〉 2 「太棹(ふとざお)」の略。 3 名詞の上に付いて、太い意を表す。「—腹」「—物」 4 神や天皇などに関...
ぽこ‐ぽこ
[副] 1 中空のものがたてる軽い音を表す語。「空箱を—(と)たたいて遊ぶ」 2 泡が次々と浮かび上がってくる音や、そのさまを表す語。「お湯が沸いて—(と)いってきた」 3 くぼみや穴がたくさん...
ふさが・る【塞がる】
[動ラ五(四)] 1 あいていた箇所が詰まる。すき間や穴がなくなる。「家が建って空き地が—・る」 2 物が詰まって通じなくなる。また、物がじゃまをして通れなくなる。「下水管がごみで—・る」「道が...