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いとど
カマドウマの古名。《季 秋》「海士(あま)の屋は小海老(こえび)にまじる—かな/芭蕉」
[副]《副詞「いと」の重なった「いといと」の音変化という》 1 程度が以前よりもはなはだしいさま。いっそう。いよいよ。「夕されば—干(ひ)がたきわが袖に秋の露さへ置き添はりつつ」〈古今・恋一〉 ...
いと‐どころ【糸所】
平安時代、中務省(なかつかさしょう)の縫殿寮(ぬいどのりょう)に属した役所。端午の薬玉(くすだま)などを作った。
いとど・し
[形シク]《副詞「いとど」の形容詞化》さらにはなはだしい。いよいよ著しい。「—・しく虫の声(ね)しげき浅茅生に露置き添ふる雲の上人」〈源・桐壺〉
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