いろ‐どり【彩り/色取り】
1 色をつけること。彩色。 2 色の配合。配色。「美しい—の秋の山々」 3 おもしろみや風情、華やかさなどを付け加えること。「パレードが式典に—を添える」
いろ‐どり【色鳥】
いろいろの小鳥。特に、秋に渡ってくる小鳥。《季 秋》「—はわが読む本にひるがへり/青邨」
いろどり‐づき【色取り月】
《木の葉が色づく意から》陰暦9月の異称。
いろ‐ど・る【彩る/色取る】
[動ラ五(四)] 1 色をつける。彩色する。「壁を薄い緑に—・る」 2 化粧する。「ほお紅で—・る」 3 さまざまの色や物を取り合わせて飾る。「花で食卓を—・る」 4 おもしろみや趣などを付け加...
いろ‐なおし【色直し】
1 結婚式が終わったあとで、または披露宴の途中で、花嫁が式服を脱いで別の色模様のある衣服に着替えること。近世、婚礼のときは衣服・調度・室内の装飾など白色で統一したものを、式後3日目で平常の色のも...
いろなおし‐の‐さかずき【色直しの杯】
結婚式の当夜、新夫婦が床に入る前に、改めて杯を取り交わすこと。床杯(とこさかずき)。
いろ‐ながし【色流し】
染料や絵の具を水に落とし、水面に浮いた模様の上に、布や紙を置いて染めつけること。また、染めたもの。
いろ‐なべしま【色鍋島】
肥前鍋島藩の藩窯、大川内窯で生産された色絵磁器。江戸時代の磁器の中で最も精巧を極め、今日まで伝承されている。→鍋島焼
色(いろ)に出(い)・ず
1 心の中の思いが表情や態度に現れる。「忍ぶれど—・でにけりわが恋は物や思ふと人の問ふまで」〈拾遺・恋一〉 2 色がつく。「わが袖の涙にもあらぬ露にだに萩の下葉は—・でにけり」〈金槐集〉
イロニー【(フランス)ironie/(ドイツ)Ironie】
⇒アイロニー