祝(いわ)い事(ごと)は延(の)ばせ仏事(ぶつじ)は取(と)り越(こ)せ
祝いの行事は、慎重にして遅れてするくらいがよいが、仏事は、反対に早めに繰り上げて行うほうがよい。
いわい‐ざかな【祝い肴】
祝いの膳に用いる、酒の肴。正月料理の場合には、関東では黒豆・数の子・ごまめ、関西では黒豆またはごまめ・数の子・たたきごぼうを用いることが多い。
いわい‐ざけ【祝(い)酒】
祝い事のときに飲む酒。
いわい‐し【岩井市】
⇒岩井
いわい‐だけ【祝茸】
マンネンタケの別名。
いわい‐だいこん【祝(い)大根】
ダイコンの一品種。直径3センチ程で細く小さい。輪切りにして、正月の雑煮に用いる。奈良県を中心に、主に関西で栽培される。
いわい‐だる【祝い樽】
祝儀用の酒樽。角樽(つのだる)・指し樽など。
いわい‐ちゃ【岩井茶】
岩井半四郎が衣装に好んで用いた茶色。灰色がかってくすんだ茶色。
いわ‐いちょう【岩銀杏】
ミツガシワ科の多年草。本州中部以北の高山の湿原に自生。高さ約20センチ。葉の形はイチョウに似て、長い柄があり、根元から出る。夏、白い花をつける。みずいちょう。
いわい‐づき【祝月/斎月】
《特に斎(い)み慎む月と考えられたところから》1月・5月・9月の称。その月の1日には、身なりを整えて祝ったり、社寺へ参ったりした。「とりわけ—、鬢付け、元結をととのへ、人交りもしたからう」〈浄・...