魚(うお)の釜中(ふちゅう)に遊(あそ)ぶが如(ごと)し
《「後漢書」張綱伝から》魚が煮られるのも知らずに釜(かま)の中で泳いでいるように、災難が迫っているのも知らずにのんきにかまえていることのたとえ。
うおのまつり【魚の祭】
柳美里の戯曲。平成4年(1992)、劇団MODEと著者自身が主宰する劇団青春五月党の共同公演として初演。演出はMODEの松本修。翌年、第37回岸田国士戯曲賞を受賞。受賞時の年齢25歳は、当時の史...
魚(うお)の水(みず)に離(はな)れたよう
ただ一つの頼りを失ってどうすることもできないさまのたとえ。
魚(うお)の水(みず)を得(え)たよう
「水を得た魚のよう」に同じ。
うお‐の‐め【魚の目】
《形がさかなの目に似ているところから》皮膚の角質の一部が肥厚し、楔(くさび)状に真皮(しんぴ)に食い込んでいるもの。足の裏や指の間にできることが多く、押すと痛い。鶏眼(けいがん)。そこまめ。
魚(うお)の目(め)に水(みず)見(み)えず
身近にあって、自分にかかわりの深いものはかえって気づかないことのたとえ。