うき‐ごし【浮(き)腰】
1 重心が定まらない不安定な腰つき。へっぴり腰。「荷物の重さに—になる」 2 動揺したりして態度が落ち着かないこと。「強硬な反対にあって—になる」 3 柔道の技の一。相手を自分の後ろ腰に密着させ...
うき‐ごり【浮吾里/浮鮴】
ハゼ科の淡水魚。河川・湖沼にすむ。全長約10センチ。体は淡褐色で黒褐色の雲状紋がある。食用。いしぶし。うしぬすびと。
うき‐さしあみ【浮(き)刺し網】
水面近くに網の一端または両端を固定して張り、イワシ・ニシンなど表層の魚を網目にかからせてとる刺し網。錨(いかり)で端を固定しないものは流し網という。
うき‐さんばし【浮(き)桟橋】
箱船を海・川の岸に浮かし、水の干満に従って上下するようにした桟橋。
うき‐し【宇城市】
⇒宇城
うき‐しきあみ【浮(き)敷き網】
海底までおろさず、浮きで水面からつるして張る敷き網。棒受け網・八田網(はちだあみ)などがある。
うき‐しずみ【浮き沈み】
[名](スル) 1 浮いたり沈んだりすること。「倒木が—しながら流れる」 2 よくなったり悪くなったりすること。栄えたり衰えたりすること。浮沈(ふちん)。「—の激しい業界」「—する人々の変遷」〈...
うき‐しま【浮(き)島】
1 湖や沼などに浮かんでいる、島のようなもの。泥炭や植物の枯死体などの集まりで、植物が生えている場合もある。尾瀬ヶ原や山形県朝日町の大沼などにみられる。 2 海岸や湖で、遠方の島や岬が水面から浮...
うき‐しま【浮島】
宮城県松島湾の塩竈浦にある島。[歌枕]「塩竈の浦の干潟(ひがた)のあけぼのに霞に残る—の松」〈続古今・春上〉
うきしま‐が‐はら【浮島ヶ原】
静岡県東部、愛鷹山(あしたかやま)南麓の田子ノ浦に沿う低湿地。富士川の戦いの際、平維盛(たいらのこれもり)の軍勢が水鳥の羽音に驚いて逃げた所という。[歌枕]「富士の嶺にめなれし雪の積もりきておの...