うずまけるからすのむれ【渦巻ける烏の群】
黒島伝治の短編小説。昭和3年(1928)「改造」誌に発表。著者のシベリア出征時の体験をもとに書かれた反戦小説。
うずまさ【太秦】
《古くは「うつまさ」とも。雄略天皇のとき、秦酒公(はたのさけのきみ)が賜った禹豆麻佐(うつまさ)に由来する》京都市右京区の地名。朝鮮から渡来した秦(はた)氏の居住した地で、氏寺として建立された広...
うずまさ‐がた【太秦形】
京都太秦の広隆寺にある石灯籠の形。
うずまさ‐でら【太秦寺】
広隆寺の異称。
うずま・る【埋まる】
[動ラ五(四)] 1 物に覆われて外から見えない状態になる。「火山灰に—・る」「本に—・る」 2 穴や、欠けていたものなどがふさがる。「空席が—・る」 3 ある場所が、物や人でいっぱいになる。「...
うずみ‐どうふ【埋み豆腐】
1 紙に包んで熱い灰の中に半日か1日埋めておいた豆腐を、酒・醤油で煮しめたもの。 2 薄味で煮た豆腐の上に飯を盛り、薄あんか味噌汁をかけたもの。うずみめし。
うずみ‐ひ【埋み樋】
用水を他へ導くため地中に埋めた樋(とい)。→筧(かけひ)
うずみ‐び【埋み火】
炉や火鉢などの灰にうずめた炭火。いけ火。《季 冬》「—もきゆやなみだの烹(にゆ)る音/芭蕉」 [補説]書名別項。→埋み火
うずみび【埋み火】
杉本苑子の長編小説。副題「近松門左衛門の生涯」。昭和49年(1974)、上下2巻で刊行。
うずみ‐もん【埋み門】
城の石垣・土塀・築地(ついじ)などの下部をくり抜いたように造った小さな門。勝手口の用などに使われた。穴門。