かりょうびん【迦陵頻】
「迦陵頻伽(かりょうびんが)」の略。
雅楽の舞曲。林邑楽(りんゆうがく)系の唐種。壱越(いちこつ)調で古楽の中曲。四人の童舞。仏教の法会などで、童舞の胡蝶楽(こちょうらく)を番舞(つがいまい...
かわや‐の‐かみ【厠の神】
厠を守護する神。卜部(うらべ)神道では埴山毘売命(はにやまひめのみこと)と水波能売神(みずはのめのかみ)の二神。
かん【憾】
[常用漢字] [音]カン(漢) [訓]うらむ うらみ 物足りなくて心残りを強く感じる。うらむ。うらみ。「遺憾」
かんしゅう【甘州】
雅楽の舞曲。唐楽。平調(ひょうじょう)で新楽の準大曲。六人または四人舞。玄宗皇帝作ともいい、中国甘州(張掖(ちょうえき)の旧称)の風俗舞ともいわれる。甘州楽(かんしゅうらく)。
かん‐しょう【観象】
1 気象を観測すること。 2 易の占(うら)を見ること。
かんぜん‐うらがき【完全裏書】
⇒記名式裏書(きめいしきうらがき)
カンツォニエーレ【(イタリア)Canzoniere】
ルネサンス期のイタリアの詩人、ペトラルカによる叙情詩集「俗語詩断片集」の通称。ラウラという女性への愛を主題とし、後世のヨーロッパの抒情詩に大きな影響を与えた。1374年、作者の死の直前に完成。...
かんねん‐しょうせつ【観念小説】
ある観念の具象化を目的として書かれた小説。特に日清(にっしん)戦争直後に現れた、現実社会の矛盾・暗黒面に対する作者の観念を問題意識として提出した小説をさす。泉鏡花の「夜行巡査」「外科室」、川上眉...
ガイア【Gaia】
《大地の意》ギリシャ神話で、最古の大地の女神。子の天空神ウラノスを夫として、ティタン神族その他を産んだ。ゲー。
地球。地球全体を一つの生命体と考える「ガイア理論」による語。
欧州宇宙機関(...
がいさい‐の‐うらみ【睚眥の怨み】
《「史記」范雎(はんしょ)伝から》ちょっとにらまれたくらいのうらみ。わずかなうらみ。「—は人を欺く笑(えみ)の衣に包めども」〈漱石・幻影の盾〉