しんござえもん【新五左衛門】
江戸時代、遊里で、やぼな田舎武士をばかにしていう語。浅黄裏(あさぎうら)。新五左。「大門といふ額(がく)は四郎右衛門がひたいの事と心得る—殿」〈洒・爰かしこ〉
じんこう‐げんそ【人工元素】
天然には存在せず、人工的に作り出された元素の通称。原子炉や加速器を利用し、陽子・中性子などを原子核に当てて人工的に作り出す。ふつう超ウラン元素や超重元素、人工放射性同位体などを指すが、天然にごく...
しょ‐おもて【初表】
連歌・連句を書きつける懐紙の1枚目の表側。百韻では発句(ほっく)から第8句まで、歌仙では第6句までを書き記す。→初裏(しょうら)
しょうりょう‐むかえ【精霊迎え】
盂蘭盆(うらぼん)の初日に、迎え火をたいて精霊が帰ってくるのを迎えること。たまむかえ。《季 秋》
しょう‐ごん【荘厳】
[名](スル) 1 智慧・福徳・相好などで浄土や仏の身を飾ること。 2 仏像や仏堂を、天蓋・幢幡(どうばん)・瓔珞(ようらく)などでおごそかに飾ること。また、その物。 [名・形動]⇒そうごん...
じょう‐せん【上船】
[名](スル) 1 船に乗ること。乗船。⇔下船。 2 船から岸へあがること。「身共はここより—いたす。かしこの岸に船よせさうらへ」〈滑・七偏人・二〉
しょう‐とう【松濤】
松の梢を渡る風の音を波の音にたとえていう語。松籟(しょうらい)。
しようずみ‐かくねんりょう【使用済(み)核燃料】
原子力発電所で燃料として使用した後に残る核物質。燃え残りのウランと、プルトニウム、廃棄物からなり、その処理が問題になっている。使用済燃料。
しょうぶ‐うらない【菖蒲占い】
占いの一。端午の節句に、ショウブを結んで「思うこと軒のあやめにこと問わんかなわばかけよささがにの糸」と唱えて、そのショウブにクモが網を張れば思うことがかなうしるしであるとした。あやめのうら。
しょう‐さく【蕭索】
[ト・タル][文][形動タリ]もの寂しいさま。うらぶれた感じのするさま。蕭条。「その—とした踏切の柵の向うに」〈芥川・蜜柑〉