ごしょうら‐じま【御所浦島】
《「ごしょのうらじま」とも》熊本県天草諸島中の島。天草市に属する。面積12.4平方キロメートル、周囲25.7キロメートル。白亜紀の地層から大型の恐竜の化石が発見されたことで知られる。タイ・トラフ...
ごとう【五島】
長崎県、五島列島南西部の市。福江(ふくえ)島、久賀(ひさか)島、奈留(なる)島などからなる。遣唐使の最後の寄港地、海外交易の拠点として栄えた。平成16年(2004)福江市、富江町、玉之浦(たま...
こ‐づくり【木造り/木作り】
木で物をつくること。材木をひいて適宜の用材に仕立てること。また、その人。きどり。「わづかに、地蔵の—ばかりをし奉りて、彩色、瓔珞(やうらく)をばえせず」〈宇治拾遺・三〉
こと‐いた【琴板】
琴占(ことうら)に用いる檜(ひのき)の板。長さ約75センチ、幅約30センチ、厚さ約3センチ余りのもので、笏(しゃく)でたたいて神おろしを行う。→琴占
こ‐づか【小柄】
刀の鞘(さや)の差裏(さしうら)に添える小刀の柄。また、その小刀。
ごしょ‐まる【御所丸】
高麗(こうらい)茶碗の一。初め島津義弘が御用船の御所丸で持ち帰ったところからの名で、慶長(1596〜1615)のころ日本からの注文で作られたといわれる。特に黒い刷毛目(はけめ)文のものは茶人に珍...
さいたずま
1 植物イタドリの古名。〈重訂本草綱目啓蒙〉 2 春に萌え出た若草。「野辺見れば弥生の月の果つるまでまだうら若き—かな」〈後拾遺・春下〉
さか【逆/倒】
1 さかさま。ぎゃく。反対。「開けた儘の一頁を—に三四郎の方へ向けた」〈漱石・三四郎〉 2 名詞や動詞の上に付いて、さかさま、ぎゃく、反対の意を表す。「—波」「—うらみ」「—のぼる」
しだ【羊歯/歯朶】
シダ植物の総称。花はなく、胞子によって繁殖するが、特に無性世代の胞子体をさしていう。シノブ・ワラビ・ゼンマイなどがあるが、ウラジロをいうことが多い。《季 新年》「誰が聟(むこ)ぞ—に餅負ふ丑の年...
しか‐の‐うら【志賀浦】
志賀島(しかのしま)の海岸。[歌枕]「—にいざりする海人(あま)明け来れば浦廻(うらみ)漕ぐらし梶の音聞こゆ」〈万・三六六四〉