人(ひと)の口(くち)には戸(と)が立(た)てられない
世間のうわさや評判は止めることはできない。
火(ひ)の無(な)い所(ところ)に煙(けむり)は立(た)たぬ
まったく根拠がなければうわさは立たない。うわさが立つからには、なんらかの根拠があるはずだということ。
ひ‐もと【火元】
1 火を使う所。火のもと。 2 火事を出した家。出火した場所。 3 事件・騒ぎなどを引き起こすもととなった人。「うわさの—」
ひょう【評】
[音]ヒョウ(ヒャウ)(慣) [学習漢字]5年 1 物のよしあしをはかる。品定めをする。「評価・評議・評者・評釈・評定・評伝・評判・評論/合評・月評・講評・酷評・書評・寸評・選評・総評・批評・品...
ひょう‐せつ【評説】
1 世間の評判。うわさ。 2 批評を加えて解説すること。評論。
ひょう‐ばん【評判】
[名・形動](スル) 1 世間の人が批評して是非を判定すること。また、その判定。「—の高い作品」「—を落とす」 2 世間でうわさをすること。また、そのうわさ。「—が立つ」「人々がさまざまに—する...
ひょうばん‐き【評判記】
ある物事のうわさ・世評を書いた書物。江戸時代、明暦(1655〜1658)ごろから遊女評判記が流行し、それにならって役者評判記などが成立。
ひろが・る【広がる/拡がる】
[動ラ五(四)] 1 空間・面積・幅が大きくなる。「改築して家が—・る」「川幅が—・る」 2 範囲・規模が大きくなる。「視野が—・る」「販路が—・る」「汚染が—・る」 3 畳んだり閉じたりしてあ...
ひろ‐ま・る【広まる/弘まる】
[動ラ五(四)]広く行きわたる。また、普及する。「うわさが—・る」 →広がる[用法]
ふう‐しん【風信】
1 風に関する情報。風のようす。かざむき。 2 風のたより。うわさ。