うわ‐くちびる【上唇】
上側の唇。じょうしん。⇔下唇。
うわ‐ぐすり【釉/上薬】
陶磁器の、素地の表面に施すガラス質の溶液。焼成すると薄い層を成し、吸水を防ぎ、光沢を帯びて装飾を兼ねる。主成分は珪酸(けいさん)化合物。金属含有物によって、さまざまな色を呈する。釉薬(ゆうやく)。
うわ‐ぐつ【上靴】
屋内で履く靴。うわばき。
うわ‐ぐも・る【上曇る】
[動ラ四]表面がくすんで見える。光沢が薄れる。「いと濃き衣(きぬ)の—・りたるに」〈枕・一〇〇〉
うわ‐ぐら【上鞍】
仮建築の杮葺(こけらぶ)きなどが風に飛ばされるのを防ぐため、2本の丸太を交差させておもしとして置くもの。風除け合掌。
うわ‐げ【上毛】
1 鳥・獣の毛や羽で表面にあるもの。 2 毛筆の毛で外側にあるもの。
うわ‐ごと【譫言/囈言】
1 高熱などで意識の混濁している人が無意識に口走る言葉。 2 筋の通らない放言。たわごと。 [補説]作品名別項。→うわ言
うわごと【うわ言】
《原題、(ドイツ)Delirien》ヨーゼフ=シュトラウスの管弦楽によるワルツ。1867年初演。医学生の舞踏会のために作曲。オーストリアの指揮者カラヤンが好んだ作品といわれる。
うわさ【噂】
[名](スル) 1 そこにいない人を話題にしてあれこれ話すこと。また、その話。「同僚の交遊関係を—する」 2 世間で言いふらされている明確でない話。風評。「変な—が立つ」
うわさのひろまり【噂のひろまり】
《原題Spreading the News》グレゴリー夫人の戯曲。1幕。1904年、ダブリンのアベイ劇場のこけら落とし作品として初演。