うん‐でい【雲泥】
天の雲と地の泥。二つの間に大きな差違のあるたとえ。「—の開き」「源平いづれ勝劣無かりしかども、今は—交はりを隔てて」〈平家・四〉
雲泥(うんでい)の差(さ)
《白居易「傷友」から》非常な隔たり。たいへんな差。雲泥の違い。月とすっぽん。
うんでい‐ばんり【雲泥万里】
物事が非常にかけ離れていること。天地雲泥。うんてんばんてん。
うんでん‐しんとう【雲伝神道】
江戸中期に河内国葛城山(かつらぎさん)高貴寺の慈雲尊者飲光(おんこう)が興した神道。密教を基礎に、儒教の倫理を取り入れたもの。「雲伝」は慈雲所伝の意。葛城神道。
うん‐と
[副] 1 数量の多いさま。たくさん。どっさり。「—稼いで仕送りしてやる」 2 程度がはなはだしいさま。また、他と比べて差の大きいさま。非常に。ずっと。「前より—体重が減った」
うんとこ‐しょ
[感]力を込めて重い物を持ち上げるときなどに発する語。「—、どっこいしょ」
ウントット‐さん【ウントット山】
《Mount Entoto》⇒エントト山
うんともすんとも
《「すん」は単に語呂を合わせたもの》(あとに打消しの語を伴って)応答・返答のないさまをいう。何のひとことも。「催促の手紙を出したの—言ってこない」
うん‐とん【雲屯】
1 人が雲のようにたくさん集まること。 2 煎茶(せんちゃ)道具の一。水差し。
ウンドゥルハーン【Öndörkhaan/Өндөрхаан】
モンゴル東部の都市。ヘンティ県の県都。ケルレン川沿いに位置する。近郊に炭田がある。道路交通の要地。