えい【鱝/鱏/海鷂魚】
エイ目の軟骨魚類の総称。体は扁平で、ひし形ないし円形をし、尾は細長い。目は背面にあり、口とえらあなとは腹面に開く。えらあなは五対または六対ある。大部分は海産であるが淡水にすむものもある。卵生、ま...
えい【裛衣/裛被】
「裛衣香(えいこう)」に同じ。
えい【永】
1 「永楽銭」の略。 2 江戸時代、永楽銭の通用禁止の後、伊勢以東の幕府領において、便宜的に年貢・物価などの計算基準として用いられた銭貨の名目的な名称。
えい【栄】
価値を高く認められること。名誉。ほまれ。「拝顔の—に浴する」
えい【郢】
中国、春秋時代の楚(そ)の国の都。現在の湖北省江陵県北部にあったと伝えられるが、楚はどこへ遷都してもそこを郢とよんだともいう。
えい【詠/咏】
1 詩歌を作ること。また、その詩歌。「一首の御—を遊ばしてくだされけり」〈平家・六〉 2 詩歌を声を長く引いてうたうこと。朗詠。「いかにも歌は、—の声によるべきもの」〈古来風体抄・上〉 3 舞楽...
えい【裔】
血筋の末。子孫。「大納言公時(きんとき)から二十一世の—で」〈魯庵・社会百面相〉
えい【影】
人や物の姿を絵に写しとったもの。絵姿。肖像画。「かの聖の姿を、—に書きとらん」〈宇治拾遺・九〉
えい【鋭】
[名・形動] 1 鋭いこと。また、鋭いさま。「私利を謀るの心極めて—なれば」〈田口・日本開化小史〉 2 鋭い武器。また、すぐれた兵士。「—を執る」「—をすぐる」
えい【穎】
1 イネ科植物の、花・小穂(しょうすい)の外側にある葉状の2枚の小片。花を包むものを花穎、小穂の付け根にあるものを苞穎(ほうえい)という。 2 稲の穂先。 3 錐(きり)の先。また、筆の穂先。 ...