エンケ‐すいせい【エンケ彗星】
公転周期3.3年の短周期彗星。1786年にフランスの天文学者ピエール=メシャンが発見。以降、1818年まで4度確認され、それぞれ別の彗星だと思われていたが、ドイツの天文学者ヨハン=フランツ=エン...
エンケ‐の‐かんげき【エンケの間隙】
⇒エンケの空隙
エンケ‐の‐くうげき【エンケの空隙】
土星の環にみられる隙間。幅約325キロでカッシーニの空隙の次に大きい。米国の天文学者キーラーが発見し、土星の環の詳細な観測を行ったドイツの天文学者エンケの名を付けた。衛星パンの軌道がこの空隙にあ...
エンケファリン【enkephalin】
脳のほか脳下垂体・脊髄・副腎髄質などに分布し、モルヒネ受容体と結合して鎮静作用を生じるペプチド。アミノ酸5個からなり、2種が知られている。
エンケラドゥス【Enceladus】
土星の第2衛星。1789年にF=W=ハーシェルが発見。名の由来はギリシャ神話の巨人。表面を覆う氷にひび割れ状の地形があり、その地下から氷が供給されて新たな地表となるプレートテクトニクスのような現...
えん‐けん【延見】
[名](スル)呼び寄せて面会すること。引見。「独りペロピダスを、其の朝廷に—し」〈竜渓・経国美談〉
えん‐けん【遠見】
[名](スル) 1 遠くを見ること。遠望。とおみ。「峠から村落の灯を—する」「かの滋藤(しげふぢ)漫々たる海上を—して」〈平家・五〉 2 将来のことを見通すこと。「大利の基いをひらくの理だから、...
えん‐けん【厭倦】
[名](スル)飽きていやになること。「卿既に船行を—するや」〈織田訳・花柳春話〉
えん‐けん【鳶肩】
角張って、鳶(とび)の姿のような肩。あがりがた。いかりがた。
えん‐けん【偃蹇】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 物が延び広がったり高くそびえたりしているさま。また、多く盛んなさま。「—として澗底(かんてい)に嘯(うそぶ)く松が枝には」〈漱石・薤露行〉 2 おごり高ぶるさ...