かん‐えん【寒煙】
寂しく立ちのぼる煙やもや。
かんえん【寛延】
江戸中期、桃園天皇の時の年号。1748年7月12日〜1751年10月27日。
すいかん‐えん【吹管炎/吹管焔】
吹管でガス炎などを吹いたとき生じる炎。吹管の先端を炎の中に入れて吹けば酸化炎となり、先端を炎の中に入れずに吹けば還元炎となる。
りゅうこうせい‐かんえん【流行性肝炎】
食物や水を介して感染し、集団発生を起こすウイルス性肝炎。A型・E型肝炎がこれにあたる。伝染性肝炎。→血清肝炎
ひアルコールせい‐しぼうせいかんえん【非アルコール性脂肪性肝炎】
アルコールを摂取していないにもかかわらず、アルコール性肝炎のような症状がみられる病気。肝細胞に中性脂肪が蓄積し、肝硬変や肝臓癌へと進行することもある。NASH(ナッシュ)(Non-alcohol...
ウイルスせい‐かんえん【ウイルス性肝炎】
ウイルスによって起こる肝炎。軽い発熱・だるさ・食欲不振などに始まって黄疸(おうだん)も現れるが、1か月くらいで治まる。A型・B型・C型・D型・E型が確認されている。 [補説]主に食べ物や水を介し...
けっせい‐かんえん【血清肝炎】
輸血や注射器によって感染するウイルス性肝炎。B型・C型・D型肝炎がこれにあたる。輸血後肝炎。→流行性肝炎
でんせんせい‐かんえん【伝染性肝炎】
⇒流行性肝炎
げきしょう‐かんえん【劇症肝炎】
もっとも重い急性肝炎。肝細胞の障害が急激かつ広範に起こり、肝不全となって昏睡(こんすい)に陥り、死亡することが多い。
いわさき‐かんえん【岩崎灌園】
[1786〜1842]江戸後期の本草(ほんぞう)学者。江戸の人。名は常正。小野蘭山に師事し、のちシーボルトとともに研究。著「救荒本草通解」「本草図譜」など。