えん‐えん【煙炎/煙焔】
煙と炎。
えん‐えん【奄奄】
[ト・タル][文][形動タリ]息も絶え絶えであるさま。生気のないさま。「気息—」「吐(つ)く気息(いき)さえも—として」〈井上勤訳・狐の裁判〉
えん‐えん【延延】
[ト・タル][文][形動タリ]非常に長く続くさま。「同点のまま—と試合は続いた」「会議は—一昼夜に及んだ」
えん‐えん【炎炎】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 火の盛んに燃え上がるさま。「—と燃え盛る市街地」 2 熱気の盛んなさま。「理想は其—たる熱血を煽(あお)れり」〈秋水・兆民先生〉
えん‐えん【焔焔/燄燄】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 火が燃えはじめて、まだ火勢の強くない状態。 2 「炎炎(えんえん)1」に同じ。「—として燃え上る、猛火の勢いすさまじく」〈逍遥・当世書生気質〉
えん‐えん【蜿蜒】
[ト・タル][文][形動タリ]蛇がうねりながら行くさま。また、うねうねとどこまでも続くさま。「—長蛇の列をなす」「二条の鉄路の—たるが」〈堺利彦・望郷台〉
きそく‐えんえん【気息奄奄】
[ト・タル][文][形動タリ]息が絶え絶えになって、今にも死にそうなさま。また、物事が今にも滅びそうな状態にあるさま。「不景気で—としている企業」
がんけんえん‐えん【眼瞼縁炎】
まぶたの縁(ふち)の炎症。細菌感染などで起こり、かゆみがある。
おん‐えん【恩怨】
情けとうらみ。「心残りのないように、—に清算をつけるのだった」〈秋声・縮図〉
かん‐えん【肝炎】
肝臓の炎症性疾患の総称。ウイルス性が多いが、薬物・毒素の中毒や細菌などによるものもある。食欲不振・倦怠感・吐き気・黄疸(おうだん)などの症状がみられる。急性と慢性とがあり、特に症状の激しいものを...