かお‐つなぎ【顔繋ぎ】
[名](スル) 1 人に忘れられないように、折に触れて訪問すること。 2 間に立って、知らない人同士をひきあわせること。「有力者に—をしてもらう」
かお‐づくり【顔作り】
1 顔に化粧をすること。「色どりたる—をよくして」〈源・総角〉 2 顔だち。目鼻だち。「立役者の色男、しかも—名にふれて」〈浮・色遊懐男・三〉
かお‐づけ【顔付(け)】
寄席で、出演者の順番を決めること。または演芸の番組表のこと。
顔(かお)で笑(わら)って心(こころ)で泣(な)・く
つらくて泣きたい心情を抑えて、顔だけは楽しそうに笑う。
かお‐どり【顔鳥/容鳥/貌鳥】
《古くは「かおとり」》鳥の名。カッコウその他諸説があるが、実体不明。かおよどり。《季 春》「—に顔を並べて長閑なり/成美」「—の間なく屡鳴(しばな)く」〈万・三七二〉
かお‐なじみ【顔馴染み】
何度も会っていて、顔を知っていること。また、その人。「—の客」
顔(かお)に書(か)いてあ・る
言わなくても、気持ちや考えが表情から読み取れる。「本当は好きなのだと—・る」
顔(かお)に◦出(で)る
感情や気持ち、体調などが、自然に顔つきに現れる。「疲れが—◦出る」
顔(かお)に泥(どろ)を塗(ぬ)・る
面目を失わせる。恥をかかせる。「親の—・る」 [補説]「顔に土を塗る」「顔に泥を付ける」とするのは誤り。
顔(かお)に紅葉(もみじ)を散(ち)ら・す
若い女性などが、恥ずかしがって顔を赤くする。