おこつ・る【誘る】
[動ラ四]だまして人をさそう。また、機嫌をとる。「このふみの、けしきなく—・り取らむの心にて、あざむき申し給へば」〈源・夕霧〉 [補説]仮名遣いは「おこつる」か「をこつる」か不明。
お‐こづかい【御小遣(い)】
「こづかいせん(小遣い銭)」の美化語。特に、子供に与える金銭をいう。
おこづかい‐アプリ【御小遣(い)アプリ】
コンテンツ配信サービスなどでのダウンロード、アンケートの回答、ゲームへの参加などと引き換えに、何らかの特典や報酬が得られるアプリケーションソフト。報酬として得たポイントを換金できる形式のものが多...
おこ‐づ・く
[動カ四] 1 ひくひく動かす。ぴくつかす。「鼻のわたり—・きて、語りなす」〈源・帚木〉 2 勢いづく。調子づく。「大石はづんで二つ三つ、どうどうどうと—・きて」〈浄・虎が磨〉 3 力む。「さは...
おこ‐づ・く【痴付く/烏滸付く】
[動カ四] 1 愚かしく見える。「腰かがまりて—・きてなんありし」〈今昔・二八・二六〉 2 ばかにする。「男どもこれを聞きて—・き嘲(あざけ)りて」〈今昔・一〇・三六〉
お‐こと【御事】
[名]「御事始め」または「御事納め」の略。 [代]二人称の人代名詞。あなた。親しみを込めていう語。主に中世・近世に用いた。「ただ—の苦しさをこそ存じ候へ」〈保元・中〉
おこと‐おさめ【御事納め】
1 江戸時代、陰暦2月8日に年神の棚を取り外したりして、正月の行事の終わりとしたこと。事納め。御事。⇔御事始め。 2 東国で、陰暦12月8日に行った、その年の農事の終わりの行事。この日は、「目一...
おこと‐じる【御事汁】
御事始め・御事納めの日にこしらえた味噌汁。里芋・ごぼう・大根・小豆・人参・くわい・焼き栗・焼き豆腐などを入れたもの。御事煮。
お‐ことづけ【御言付け/御託け】
「ことづけ1」の尊敬語。
おこと‐てん【乎古止点】
⇒をことてん