おとこ‐のう【男能】
能で、男を主人公としたもの。特に直面(ひためん)の男を主人公としたものについていう。男物。→女能
おとこ‐の‐こ【男の子】
1 男性である子供。男児。 2 若い男性。「女の子」に対して、女性の側から言い出された語。
男(おとこ)の心(こころ)と大仏(だいぶつ)の柱(はしら)は太(ふと)うても太(ふと)かれ
男は大胆であれということのたとえ。
おとこ‐の‐せっく【男の節句】
5月5日の端午の節句のこと。
おとこ‐のぞみ【男望み】
女が男の容姿・才能などについてえり好みをすること。また、そのような女。
おとこ‐の‐たましい【男の魂】
《男の魂が宿るものとしたところから》刀剣のこと。→女の魂「—といふ脇指一腰もなくて」〈浮・織留・三〉
男(おとこ)の目(め)には糸(いと)を引(ひ)け女(おんな)の目(め)には鈴(すず)を張(は)れ
男の目はきりりとまっすぐなのがよく、女の目はぱっちりと大きいのがよいということのたとえ。
男(おとこ)は気(き)で持(も)て
男は気性で生きよ。男は意気を高くもって世の中を生きていけ。男は気で食え。
男(おとこ)は三年(さんねん)に片頰(かたほお)
男がいつも笑っていると威厳が損なわれるので、めったに笑わないほうがよい。男は三年に一度笑う。
男(おとこ)は敷居(しきい)を跨(また)げば七人(しちにん)の敵(てき)がある
男は社会に出て活動するようになると、多くの敵と出会うということのたとえ。