おど‐おど
[副](スル)《「おずおず」(おづおづ)の音変化》緊張・不安や恐怖心で落ち着かないさま。「人前ではいつも—している」
おどかし【脅かし/嚇かし】
脅かすこと。おどし。「口先だけの—」
おどか・す【脅かす/嚇かす】
[動サ五(四)] 1 怖がらせる。脅迫する。おどす。「有り金全部置いていけと—・す」 2 びっくりさせる。驚かす。「隠れていて—・してやろう」 [可能]おどかせる
お‐どき【男時】
好運に恵まれているとき。運のついているとき。→女時(めどき)「一切の勝負に、定めて、一方色めきて、よき時分になることあり。これを—と心得べし」〈花伝・七〉
おどきめどき【男どき女どき】
向田邦子の小説集。昭和57年(1982)刊行。前年に航空機事故により急逝した著者の遺作となった作品集で、「小説新潮」誌に連載中だった短編小説4編を収める。
お‐どく【汚毒】
[名](スル)けがれや毒になるもの。また、毒物などで、水や空気をよごすこと。
おど・く
[動カ下二]《「おおどく」の音変化》おっとりしている。「何事にもあるに従ひて、心を立つる方もなく、—・けたる人こそただ世のもてなしに従ひて」〈源・椎本〉
おどけ【戯け】
おどけること。しゃれ。こっけい。冗談。「—を言う」
おどけ‐え【戯け絵】
おどけたところのある絵。ざれ絵。
おどけ‐ぐち【戯け口】
おどけた口の利き方。冗談。